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スカイリム行商記:第19話 信頼と警戒



第十九話です GW前に更新できてよかったです(´。`)


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ファルクリース唯一の酒場である”デッドマンズドリンク”は久々に客で賑わっていた
ヘルゲン壊滅後、ファルクリースはホワイトランからの物流が完全に途絶えていたのだ
一応、本国シロディールからの最低限の物資供給はあったものの、当然娯楽品は後回しになる そんな中、この街に大量の蜂蜜酒が運び込まれたのだ
日々の戦闘に疲れ果てた帝国の兵士たちは一斉に酒瓶を頭上に構えるのであった
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ミラ「ほな、帝国の勝利を祝って…かんぱーい!!」
兵士「かんぱーい!!」
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そんな賑やかな酒場の店奥には二人の女が長椅子に腰掛けており、独特な雰囲気を漂わせていた
チェシャ「え~と、チェシャたちがやっつけたのはここの洞窟と、ここの要塞だよ」
ベアトリクス「良い仕事ぶりね 確かその山賊団には懸賞金がついていたはずよ 明日にでも街の執政を訪ねるといいわ」
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チェシャ「やった~ボーナスボーナス♪ あ、あとここの監視塔には最近魔術師さんが住みついてるんだって」
ベアトリクス「情報提供感謝するわ」
昼間の騒動でファルクリース周辺の山賊の住処は大体目星をつけることに成功したため、早速軍人であるベアトリクスに伝えることにしたチェシャ
これで、多少はこの街の治安も良くなるであろう ファルクリースはホワイトランのような城壁がないため、常に外からの脅威にさらされている
帝国軍としてはドラゴンのような自然災害に近い存在はどうにもならないにしても山賊ならば敵の位置情報が分かるだけでも対応はしやすくなるはずだ
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報告を終えても、二人の会話は途切れる事なく続いていく
チェシャは突然自分を呼び出したベアトリクスに興味津々なのだ
二人の姿はまるで子供とその保護者のようであった 実際、彼女たちは歳が十も離れており、言動には大きな違いが見えた
チェシャ「で、隊長さんはなんでチェシャを呼んだの~?」
ベアトリクス「直接礼が言いたかったのよ こんな場所にわざわざ商売をしにやってきた商人さんにね」
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チェシャは蜂蜜酒をがぶ飲みしながら常に自分の興味のある話題を振り続ける
それに対しベアトリクスは酒は時折口につける程度で、チェシャからの質問にも言葉少なめに返答する
ベアトリクス「これで兵士たちも多少の気分転換にはなると思うわ ここ最近は戦続きでろくに休みもなかったから…」
チェシャ「隊長さんもみんなと一緒に騒いだりしないの?」
ベアトリクス「私には息抜きは必要ないわ 戦場さえあればそれで十分よ」
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質問攻めを繰り返すチェシャと淡々と受け答えるベアトリクス
チェシャ「戦争が好きなの~?」
ベアトリクス「まぁそんなところね…」
チェシャ「どうして~?」
ベアトリクス「”生きている”という実感をくれるからかしら」
チェシャ「でも、毎日戦ってて辛くないの~?」
ベアトリクス「耐えられるだけの訓練をしてきたから平気よ」
チェシャ「」
ベアトリクス「」 

二人の会話は深夜まで続いた

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モニカ「(……よく飽きないわね)」



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数時間後、宿屋の一室でベッドに突っ伏したまま寝てしまったチェシャの姿があった
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チェシャ「…zz…う~ん…ママぁ…zz」
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今日一日の売上高と収益を計算している最中に疲れて眠ってしまったようだ
ベッドには枕の代わりに開かれたままの帳簿が置かれ、テーブルには小銭入れから出しっぱなしの金貨が積まれている
チェシャ「…ママ………zzz」
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そんな無防備な格好では悪漢に狙われるのも必然といえよう
先程まで酒場で笛を吹いていたはずの吟遊詩人の男が静かに部屋に侵入する
男「ヘヘヘ…盗んでくださいと言わんばかりじゃありませんか…隙だらけだぜ」
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モニカ「それは貴方もね」
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一分後
ミラ「見張りがいないと本気で思ってたんかな?ほんまもんのアホちゃうかコイツ」
モニカ「まぁ、こんな時代だしね…吟遊詩人も本性はこんなものよ」

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裸にひん剥いた男を尻目に姉妹は退屈を紛らわすため会話を続ける
モニカ「ミラ、今回の依頼人をどう思う?」
ミラ「うーん、どうと言われてもなぁ…正直よくわからん子だと思うわ まぁ、金払いもいいし悪くないんちゃうか?」
モニカ「今まで出会った商人とは明らかに違うと思わない?」

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モニカ「今もあんな格好で寝てるけど、一度財布を盗まれかけてるのよ?」
ミラ「あ~確かに危機管理?って言うんか? それが全然なってないわ」

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モニカ「護衛が二人しかいないのに森のど真ん中で山賊を呼び集める商人なんて貴女会ったことある?」
ミラ「いや、全く…言われてみればケチで手堅い商人のおっちゃんたちと違って思い切りがいいというか、なんというか…山賊くんの装備を剥ぎ取ってる時にも思うたけど、行動に微塵も躊躇がないっていうか」
モニカ「そう、まるで失敗するなんてこと全く考えてないみたい…少し気味が悪いわ」

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そこまで話すとため息が漏れた
改めて今までのことを振り返ってみるととんでもない雇い主に仕事を頼まれてしまったものだ
モニカ「今回は雇われた以上、契約はきっちり果たすわ でも、次の契約はもう結ばないほうがいいかも知れないわね…」
ミラ「せめて、何考えてるのかもう少し教えてくれればこっちも安心できるんやけどな~商売自体はうまくいってるみたいやしな」

依頼人に対しての不信感を残しつつ、夜は更けていくのであった
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場所は変わり、ここは帝国軍の司令部
先程までの宴会ムードは既に消え去り、軍人同士の会話特有の緊張した雰囲気が辺りを包んでいた
特使「で、どうだった?実際に話してみた感想は」
ベアトリクス「何とも言えないわね やけに子供っぽい口調だったのが少し気になったけど」
山賊の拠点
するとベアトリクスは地図に目線を落として話を続けた
ベアトリクス「ただ、この情報は確かね 市民からの通報とも一致するし、先ほど兵士たちが大量の山賊の死体を見つけたわ」
特使「すると彼女は君がわざわざ呼び出すまでもなく、始めから我々と接触する気だったということか…?だが、ただの商人がなんのために……」
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ベアトリクス「彼女が何を考えているにせよ、ある程度は信頼できると思うわ 危険を冒してまで情報を用意してきたんですもの」
特使「そうだな これで援軍が来るまでの間、現状の兵員だけでも山賊の討伐は行えそうだ 治安が良くなればホワイトランとの通商も回復するかもしれん」
ベアトリクス「で、私は次は何をすればいいの?特使」
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特使「ソリチュードへ向かってくれ チェシャ・マリティーナと共に」



次回、帰還と新たな旅立ち
Flash177様 廃人a様 フォロワーをお借りさせていただきありがとうございましたm(_ _)m
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 2015_04_28

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