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スカイリム行商記:第15話 真夜中の罠 後編


実家に帰省してしまったので今月はスカイリムのプレイはできませんが、撮りだめておいたSSでブログの更新作業に励むことができます
SSも尽きてしまったら100の質問でもやってお茶を濁そうかなww

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衛兵に変装することで見事チェシャの全財産をスリ取ることに成功したジョディ
宿屋の外に出ると小雨が降り始めていた
ジョディ「しかし、宿屋の主があのボハンとはね これは予想外だったわ」
歴戦の戦士ボハンの名はスカイリムの裏社会でも有名だ
ジョディは彼と共に仕事をこなした経験があり、また、彼と交戦したこともある
剣士としての実力は熟知していた
そのとなりにいた女将らしき人物も只者ではないということが気配でわかった
髪の色といい、肌の色といい、リフテンで一時期有名だった“黒い剣士”と特徴が酷似している 戦闘になった場合無傷では済まなかっただろう
本当は嘘の情報で護衛を引き離して、宿の店主はさっさと殺すなり気絶させるなりして片付けた後にチェシャ自身も誘拐して身代金までたっぷり頂くつもりだったが、流石に彼らが相手では分が悪いと悟り、財布だけこっそりと盗む作戦へと切り替えざるを得なかった
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リバーウッドとは逆の方向へと走るジョディ
途中、チェシャの馬車の近くを通ったが、見張りについていたはずのフェザーショット姉妹の姿が見当たらない
代わりに、道を少し進んだところでフロッグが柱にもたれかかって待機していた
フロッグ「よぉ、誘拐は失敗かい?」
ジョディ「ええ、邪魔な奴が2人もいてね」
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彼の足元には酒瓶が何本か置かれてあった 中には蜂蜜酒が入っている 
ジョディ「それは?」
フロッグ「ふふん、ただお前さんの帰りを待ってたわけじゃないんだぜ」
彼は自慢げにそう言って指で鼻をこする
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チェシャが全財産を失う少し前、フロッグは護衛の2人と接触していた
フロッグ「あっ、もしかして傭兵さんっすか? 実は怪しいやつがさっきこの車のところでウロウロしてたんすよ」
ミラ「ホンマに? トカゲ君、そいつがどっちにいったかわかる?」
モニカ「もしかして、衛兵が言ってた不審者ってそいつのことじゃ…」

フロッグ「そうなんすよ、オレが衛兵さんに通報したんすよ で、ソイツ、村の方に走っていったんですけど さっき、村の衛兵が一人やられたって話を聞いちまったんですよ 顔も隠してたし、もしかして吸血鬼か人狼だったりして…」
ミラ「衛兵ちゃんも頼りないねえ…お姉、ウチらでその不審者とっちめに行こう!」
モニカ「うーん、確かにここにいるより、その怪しいやつを捕まえに行った方が早いのかも…」
ミラ「ありがとなトカゲ君、さっさとソイツの首獲ってくるから安心せえ」

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フロッグ「(んふふ、うまくいった)」
こうして傭兵姉妹はフロッグに騙されて村の方へと走っていった
冷静に考えればフロッグも十分怪しいのだが、衛兵の話と一致していることと、不審者が自分から不審者がいると通報するなんて普通は考えない
これで、馬車の周囲には誰もいなくなった フロッグは事前に用意していた空瓶を取り出して馬車に積まれている酒樽へと手を伸ばしたのだった
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フロッグ「そういうわけで待ってる間に樽の中の酒を移せるだけ移し替えたってわけ」
ジョディ「ふぅん、アンタも結構抜け目ないわね」
ジョディとしては帰り道に護衛の目を逸らしてくれるだけでよかったのだが、思わぬ収穫であった
彼もまた盗賊ギルドの一員であり、その実力は本物なのだ

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窮屈な兜を脱ぎ棄て、愛用の帽子をかぶり直すジョディ
完璧とまではいかなかったが、奪えるものは全て奪った 後は逃げ帰るだけだ
ジョディ「さ、早いところリフテンまで戻りましょ」
フロッグ「むふふ…いい匂いだなぁ…ブラックブライアの安酒とは大違いだ」

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すると2人の後ろから男の声が低く響いた
ボハン「ほう、確かに良い香りだな」
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ボハン「怪しいと思って後を付けてきてみれば…まさかお前たちとはな」

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フロッグ「ゲェ!?旦那ァ!?」
ジョディ「チッ、うまくやったと思ったのにっ!」
ナイフを抜き、戦闘の体勢に入るジョディ 
まさか尾行されているとは考えもしなかったが、相手が一人ならばまだ対応できる
こちらはジョディ、フロッグの二人なのだ 挟み撃ちにすれば負けはしない
と考えて、ここでボハンと戦うことを選んだジョディであったが、肝心の相方のフロッグは既にここからの逃走ルートを考え始めていた
フロッグ「(ヤベー、よりにもよってボハンの旦那の家で盗みを働いちまってたなんて…どうやって逃げよう)」
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その様子を注視していたボハンは流れるような動きで迷わずジョディの方へと走り出していた
その速さに一瞬反応が遅れるジョディ 近接戦ではその一瞬が命取りとなる
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そして互いの手が接触する距離まで近づくと、ボハンはナイフを持っているジョディの右手を抑えにかかる
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ジョディ「(しまっ…近い!)」
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ナイフを弾き飛ばし、ダッシュしてきた勢いをそのままにタックルをぶつけるボハン
右手から獲物が離れたと思った時には既に鳩尾付近に衝撃が走っていた
気が付けばジョディは石畳に叩きつけられ、そのショックで起き上がることもできなくなってしまった
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ジョディ「がはっ……うぅ……」
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フロッグ「ヒ、ヒエェ…」
後ろを振り返ったボハンが軽く睨みつけるとフロッグはその場を駆け足で立ち去った
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フロッグ「ご、ごめんなさい~」
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ボハン「やれやれ、危険を感じたら一目散に逃げるのは相変わらずだなアイツは…まぁ、盗んだ酒は置いて行ったみたいだし見逃してやるか」
ジョディ「……」
フロッグが逃げて行ったことを確認すると、ボハンは改めてジョディに顔を向けた
ボハン「……」
ジョディ「…何よ」
ボハン「盗賊稼業は向いてないからやめろと前会ったときに忠告したはずだが?」
ジョディ「知るもんですか…これ以外にどうやって生きていけと?他にできることもないんだから仕方ないじゃない」
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ボハン「……」
彼は少しの間口を閉じ、ジョディを見下ろしていた
その瞳には目の前の女への憐れみや悲しみといった様々な感情の色が見えた
やがて、大きなため息を一つつくと、彼は再び口を開いた
ボハン「……盗んだものを全て返せ そうすれば衛兵には通報しないでやる」
ジョディ「お優しいのね 衛兵に変装するときに一人殺して鎧を奪ったかもしれないのよ?」
ボハン「お前はそんなことができるほど器用じゃない フロッグと二人で気絶させて目立たないところに隠したってところだろう」
ジョディ「…何もかもお見通しってわけね」
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ジョディは観念したように脱力し、仰向けのままその体を石の道に預けた
スカイリムの冷たい雨が彼女の顔に何粒も落ち、濡らしていく
全身に残る痛みとその冷たさが、自分はこのボハンという男には到底敵わないだろうということを改めて実感させる
ジョディ「負けよ負け…降参…」
そしてチェシャから奪った財布をボハンに向けて雑に投げつけると、よろよろと起き上がるのであった
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ボハン「ところで、ファルクリースまでの道は詳しいか?」
投げつけられた財布を受け取り、その中身を確認しながらボハンは訪ねた
ジョディ「ファルクリース?あんな薄気味悪い街になんか用でもあるわけ?」
ボハン「まぁな、あそこはお前が元々いた一党のアジトがあっただろう ここからの道には詳しいはずだ」
ジョディ「確かにそうだけど…ここからのルートは2本とも山賊がうじゃうじゃいるだろうし……あ、そういえば」
ボハン「何だ?」
ジョディ「最近、ヘルゲンの廃墟に住み着いた山賊が別の山賊に追い出されたって聞いたわ それ以来、ヘルゲン近くで商人が襲われたって話を聞かなくなったわね」
ボハン「…ほう、その新しく住み着いた賊どもはやけに紳士的じゃないか」
ジョディ「噂じゃ、元々軍人じゃないかって…私が知ってるのはこれだけよ」
ボハン「十分だ、早く鎧も脱いで、リフテンに帰れ」
そういうと彼は後ろを向き、それを見たジョディは少し笑みをこぼすのであった
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ジョディがその場を立ち去ろうとしたとき、同時にリコリスもボハンの元へと駆け寄ってきた
リコリス「大変だボハン!チェシャの財布が盗まれた!あの衛兵は多分ニセモノで…」
ボハン「落ち着け、もう取り返した 安心しろ」
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リコリス「じゃ、じゃあアイツがさっきのニセ衛兵? 捕まえなくていいの?」

ボハン「ああ、盗んだものは全部返す代わりに見逃してやったんだ 早く家に戻ろう、夜は冷えるからな」
二人はパンパンに膨れた財布と酒瓶を抱えて宿へと戻っていくのであった…
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ジョディ「…」
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翌朝、そこにはファルクリースへと出発する3人とそれを見送る夫婦の姿があった
天気は夜の間に回復し、リバーウッドには暖かい日が差している
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リコリス「じゃあ、気を付けていけよ 今度は泥棒に盗まれないようにするんだぞ」
ボハン「さっきも言ったが、ヘルゲンを通って行った方が安全だ だが、油断はするなよ」
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チェシャ「うん、リコリスさん、ボハンおじちゃん、ありがとー チェシャ行ってくるね」
ボハン「(おじちゃん……)」
ミラ「昨日はまんまとあのトカゲ君に騙されたけど、今日こそは活躍するで~!」
モニカ「うーん、道中平和であってくれた方が私はいいのだけど…」

様々な思いが交錯しつつも、馬車はファルクリースまでの道を予定通り出発するのであった
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一方そのころ無事逃げ切ったフロッグは…
フロッグ「いや~朝の一杯はウマいなぁ~」
密かに懐に隠していたハチミツ酒を味わっているのであった……



そういうわけで、商人対盗賊の勝者は見事無事にお酒を持ち帰ったフロッグさんですwww
今回は戦闘シーンをポーズを使って撮影してみたのですが、思ったようにキャラが配置してくれなくて時間がかかってしまいました 
他の皆さんも大変な思いをしてブログのSSを撮影しているのだなぁと改めて感じます
今回も、フロッグ様、Flash177様、Lycoris様のフォロワーをお借りしております
皆様、いつもありがとうございます
次回の更新も遅れると思いますが、ご拝読してくださっている皆様、今後も何卒よろしくお願いします
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 2015_03_15

Comments

 

ほわあああああああボハンさんかっこいいよおおおおおお
はっ!?更新お疲れ様です!

どのフォロワーさんもそのキャラクターごとの性格が現れていて面白いですね。
ボハンさんかっこいいいいいいいいいい
リコリスもリフテンにいた頃はギルドの雇われというより、ギルドの組員の個人私兵的な動きだったのでジョディさんにも面識がないのもうなずけますね。
次からはどんな冒険がチェシャさんたちに待ちうけているのか……楽しみです!
そしてちゃっかり最後「夫婦」にキャー!
Lycoris  URL   2015-03-15 20:46  

 

ボハンおじちゃんがかっこよかった(小並感)
こりゃリコリスちゃんが惚れるのもわかりますね
しかしウチの姉妹が無能すぎる…フロッグ兄貴の話術が巧みだったとしてもさすがにこれは…
このままじゃクビにされても仕方がない…活躍の機会を是非><
Flash177  URL   2015-03-16 00:46  

暗闇から「のそっ」と出てくる感じがたまりませんね・・! 

武器を持った相手の虚をついて突進を食らわせるって
一見、大胆だけど彼なりの戦闘経験から導き出した、相手を殺さない戦闘方法って感じでかなり好きですねぇ・・!
猪のように相手をぶっとばす様もボハンの旦那にピッタリでテンション上がりました♪

>一方そのころ無事逃げ切ったフロッグは…
この狡くてみみっちいけど、ノンビリした感じの終わり方が私のキャラにピッタリですw
それでこそ我が息子! 本当にありがとうございました!w
フロッグ  URL   2015-03-16 11:38  

 

>>Lycoris様
あやや、最後の「夫婦」がバレちゃいましたね さりげなく仕込んでおいたのですが(嘘乙
いつもコメントありがとうございますヽ(´▽`)/
同じ盗賊ギルドでも知られていない部分がある……リフテンの闇は深い(確信
そして我ながらボハンさんかっこいいです 惚れそう
>>Flash177様
はわわ、申し訳ありませぬ…(m´・ω・`)m
姉妹様の見せ場は次の回に予定しておりますので何卒ご勘弁を~(´ε`;)
許してください、なんでもしますんで(なんでもするとは言ってない
>>フロッグ様
コメントどうもありがとうございます
アルゴニアンは暗闇が良く似合いますね…格好いいです
キャラにピッタリと仰っていただけることが私にとっては何よりも喜びですヽ(´▽`)/
起用させていただきありがとうございました~ヽ(´▽`)/
ベルルスコーニ  URL   2015-03-28 17:29  

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