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最近、いいペースで更新できている気がします
物語がゆったり進んでいるので、本来はこの調子を維持しないといけないのですが、中々難しいです(MGS発売までは別ゲーは控えよう


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難破したアイスランナー号を救助しに向かった日から数日が経過した
ここはソリチュードの宿屋、ウィンキング・スキーヴァ-の一室
チェシャは机に広げた帳簿と便箋を目の前にしてうんうんと唸り続けていた
チェシャ「うーんと、えーっと、おうちの住所書いて……お手紙ってこんな感じかな…??」
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チェシャ「ええと……『無事にしょーぐんさんに会えました』っと……………お船の名前は…”あいすらんなー号”でいいんだよね? よし、できた!」
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一時間かけて完成した手紙を配達人のところへ早速届けるチェシャ
目的の一つであるテュリウス将軍との接触を済ませたため、家族にその報告をする必要があったのだ
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チェシャ「インペリアルシティのフィリックス・マリティーナに届けてくださーい♪」
配達人「あいよ 確かに受け取った」
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その後、ベアトリクスと合流した
ソリチュードに来てからというものの、チェシャの興味を引くような儲け話は耳に入って来なかった
ホワイトランから運んできた商品は売りさばいてしまったため、他にやることも無く彼女の公務に同行し続けることにしたのだ
ベアトリクスもまた、一般人であるチェシャがついて来る事を止めることはしなかった 
ベアトリクス「おはよう商人さん、さっきの手紙は?」
チェシャ「おはよう隊長さん、パパとママに手紙書いたんだ~ チェシャが頑張ってることをちゃんと報告しないといけないの」
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チェシャ「…ところで、ピンクのトカゲさんまだ見つからないの~?」
ベアトリクス「ええ、帝国から来た商人の行方も、積荷がどこへ運ばれたのもわかってないそうよ 捜索に裂く人員もほとんどないし、このまま見つからないと思うわ」
帝国からやってきた商人は結局海賊たちに捕まってしまったようだ 今頃、監禁されているのか、それとも殺されてしまったか チェシャとしてはライバルが減ってくれて助かるが、貨物の行方は気になっていた 見つけることができたらカネになるかもしれないからだ
チェシャ「ふぅん…」
帝国軍としては真剣に捜索する気は無いようだ 今後もスカイリムのどこかで略奪が行われ続けるのかと思うと良い気はしなかった
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ドール城へと向かったチェシャを待っていたのは一時間にも及ぶ説教であった
勝手に捜索隊に同行し、現場を歩き回っていたことが兵士から報告されたのだ
テュリウス「スカイリムが如何に危険な場所かという自覚が足りないようだな……全く最近の若いやつは…」くどくど
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チェシャ「はーい、ごめんなさーい」
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やっとのことで説教から開放されたチェシャは愚痴をこぼしつつ、ベアトリクスと共に城の地下へと続く階段を下りていく
チェシャ「あんなに怒んなくたっていーじゃんっ! 今回だって、ドロボーさん捕まえたのチェシャなんだよ!チェシャのお手柄なのにっ!」
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扉を開けるとかび臭い匂いが鼻腔をくすぐった
石の壁に反響して聞こえるのは囚人の呻き声だろうか ここはソリチュードで罪を犯したものを収容する牢獄である
チェシャ「うぇ~変なにおい」
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さらに下へと続く階段を降りていく二人
一人の衛兵が彼女たちを出迎えた
衛兵「ベアトリクス隊長!」
ベアトリクス「お勤めご苦労様、”彼女”は何かしゃべったかしら」
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二人は衛兵によってある牢に案内される
そこでは囚人が一人、衛兵たちから尋問という名の暴力を受けていた
あの夜、チェシャによって瀕死のところを発見されたジョディは一命を取り留めたものの、帝国軍に引き渡されたのだ
衛兵「ずっとこの調子ですよ 何をやっても口を割ろうとしない」
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衛兵「この女について色々と調べてみましたが、ウィンドヘルムで指名手配されていた海賊のようです 噂じゃ、闇の一党や盗賊ギルドとも繋がりがあるとか…」
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ベアトリクス「あのアルゴニアンについては?」
衛兵「ここ数日聞き出そうとしてるのですが、『トカゲ野郎については何も知らない』としか言いません 吐かせるには時間がかかるかと」
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壁に磔にされた女の様子をチェシャはじっと見つめていた
拷問をみるのは初めてだったが、特に嫌悪感は抱くことはなく、悪人が罰を受けている程度にしか感じなかった
だが、囚人の女の顔を見てふと思った
チェシャ「(うーん、このドロボーさん、どこかで会ったことあったっけ?)」
どこかで見かけたような気もするが正確に思い出せない 
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しばらく椅子に座って考え込んでみたが、結局思い出すことはなかった
それにしてもおかしな囚人である あれだけ手酷い拷問を受けて、なぜ黙っているのか 早く仲間の情報を渡して楽になれば良いのに…チェシャは不思議とこの海賊の女に興味を抱いていた
ベアトリクス「どうしたの?」
いつの間にか隣にベアトリクスが座っていた チェシャは素直に疑問をぶつける
チェシャ「なんでこの人知ってること何も言わないの~? ごうもんってとっても痛いんでしょ?」
ベアトリクス「何もしゃべらないのは当然よ」
チェシャ「どうして~?」
ベアトリクス「知っていることを全て話したら、彼女を生かしておく必要はなくなるもの 正直に話しても処刑の日が早まるだけよ」
チェシャ「…そっか~、それもそうだね~」

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チェシャは少し考えた後、再び口を開いた
チェシャ「でも、それじゃいつまで経っても情報集まらないよね?」
ベアトリクス「そうね、こうしている間にも 積荷はどこかへ運ばれてしまっているし、商人だって殺されてしまっているかもしれない…私は興味ないけど」
チェシャ「じゃあさ♪こういうのはどう?」
いつものように笑みを浮かべ、チェシャはそっと耳元で囁いた


ベアトリクス「………貴女ってば本当に…変わってるわね」


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その夜、再び牢獄を訪れたチェシャ
巡回する衛兵の監視の隙を突いて、囚人と接触を試みる
チェシャ「お、いたいた」
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チェシャ「海賊さーん 生きてる~?」
魔法によって発した光をチラチラと彼女の顔にちらつかせ、小声で尋ねる
すると、か細い返事がぶつぶつと聞こえた まだ息はあるようだ
ジョディ「…誰かと思えば…あの時の」
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虚ろな表情をこちらへ向けつつジョディはまるで独り言のように呟いていた どうやら肉体的にも精神的にも限界が近いようだ
ジョディ「…全く…アンタに目をつけてからこっちは失敗続きよ……手に入れた金は結局取り返されるし、トカゲには裏切られるし…もううんざり」
やはり、チェシャとこの海賊はどこかで出会っていたようだ その点も詳しく聞きたいところではあったが、時間は限られている
チェシャは看守が来る前に手短に尋ねようと単刀直入に質問する
チェシャ「ねぇねぇ、チェシャ、あのお船の積荷と乗ってた商人さんを探してるんだ 何か知らない?」
ジョディ「だからなにも知らないって言ってるでしょ」
チェシャ「じゃあ、ピンクのトカゲさんは?お友達じゃないの?
ジョディ「誰が友達よ あのトカゲ…今度見つけたら絶対に八つ裂きにしてその皮を剥いで鞄にしてやる……それまで死んでたまるもんですか……」
チェシャ「……それじゃあさ、チェシャと一緒にトカゲさん探そうよ~!海賊さんはトカゲさんやっつけることができるし、チェシャは探し物が見つかるしでいいことずくめだよ!ねぇねぇ、いいでしょ~??」
ジョディ「…おめでたい頭してるわね この状態を見てそんなことできると思ってるわけ? それともアンタがここから出してくれるのかしら」
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チェシャ「うん、チェシャが出してあげる♪ だからチェシャに協力してよ~♪」
チェシャはっきりと応えた 拷問で情報を吐かせるには時間がかかりすぎる それよか、彼女の持っている力と情報を利用して、首謀者であるアルゴニアンを探したほうが良いというのがチェシャの判断であった
ジョディ「…アンタ、本気?」
チェシャ「チェシャはいつも本気だよ~♪」
ジョディ「でも、どうやって…」
チェシャは懐から袋を取り出した
チェシャ「これを使うの! 明日には海賊さんも自由になってると思うよ~じゃあね♪」
そう言うとチェシャは衛兵が巡回に来る前にさっさと退散してしまった

ジョディ「……まだ協力するなんて言ってないんだけど」



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次の日、牢獄の拷問部屋にはチェシャの姿があった 
無論、ジョディを牢獄から釈放するためだ 躊躇無く看守に話しかける
チェシャ「…そういうわけだから、チェシャにあの囚人さんちょーだい ”ほしゃくきん”も払うからさ~」
看守「駄目に決まってるだろっ!あの女は処刑すると決めてある その前にジャ・リーラとか言うアルゴニアンの情報を吐いてもらうがな」
チェシャ「え~そんな~ どうしてもだめ~?」
看守「しつこいぞ 帰れ、ここはお前さんのようなガキが来るところじゃない」
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邪険にあしらわれたチェシャであったが、不敵な笑みを浮かべて再び口を開いた
チェシャ「しょうがないなぁ~ じゃあチェシャ、しょーぐんさんに”実は看守のおじちゃんが囚人を一人逃がしちゃってた”こと教えちゃうもんね~」
看守「な、なぜそれを…ッ!?」
チェシャ「商人には情報源があるんだよ~ 何も用意せずにおじちゃんと交渉なんてするわけ無いじゃん」
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看守の弱みは事前に把握していた
巡回していた兵士をカネで釣ったのだ 
牢獄の管理は看守の男が担当していること、そして男の弱みを握れば釈放はたやすいとチェシャに教えたのはベアトリクスであった
彼女もまた、「そちらの方が面白そうだから」という理由でチェシャの提案に乗ったのだ
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再び、看守と向き合うチェシャ
チェシャ「で、どーするの?」
看守「う、うぐぐ、仕方ない…釈放してやらんこともない……が、必ず、ジャ・リーラを見つけ出してくれるか?」
チェシャ「うん、勿論」
看守「じゃ、じゃあ保釈金を…」
チェシャは返事をすることなく、ただ笑顔で看守の男を見つけ続けた 
看守「う、うぐぐ……わかった、保釈金はなしでいい…だから誰にも言うな…」
男は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべ、目の前の少女に屈した
チェシャ「やったぁ、じゃあ早速釈放してあげてよ~」
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すると看守は後ろの鉄籠を指差した
看守「ん、気づいてなかったか? 女ならここだ、勝手に持っていけ」
そこには暗がりの中で虫の息となったジョディの姿があった
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チェシャ「うわぁ…折角助けてあげたのにまたボロボロだね~」
チェシャは看守から鍵を受けとると、雑に彼女を牢から引きずり出す
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チェシャ「ほらほら、約束通り出してあげたよ~ 早く一緒にトカゲさん探そうよ~」
まるで新しいおもちゃを手に入れた幼児のように、生き生きとした表情を浮かべるチェシャであった…




次回、商人は海賊と共闘する…



スペシャルサンクス:廃人a様 (ベアトリクスさん)
今回もありがとうございます

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Author:ベルルスコーニ
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