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第十九話です GW前に更新できてよかったです(´。`)


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ファルクリース唯一の酒場である”デッドマンズドリンク”は久々に客で賑わっていた
ヘルゲン壊滅後、ファルクリースはホワイトランからの物流が完全に途絶えていたのだ
一応、本国シロディールからの最低限の物資供給はあったものの、当然娯楽品は後回しになる そんな中、この街に大量の蜂蜜酒が運び込まれたのだ
日々の戦闘に疲れ果てた帝国の兵士たちは一斉に酒瓶を頭上に構えるのであった
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ミラ「ほな、帝国の勝利を祝って…かんぱーい!!」
兵士「かんぱーい!!」
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そんな賑やかな酒場の店奥には二人の女が長椅子に腰掛けており、独特な雰囲気を漂わせていた
チェシャ「え~と、チェシャたちがやっつけたのはここの洞窟と、ここの要塞だよ」
ベアトリクス「良い仕事ぶりね 確かその山賊団には懸賞金がついていたはずよ 明日にでも街の執政を訪ねるといいわ」
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チェシャ「やった~ボーナスボーナス♪ あ、あとここの監視塔には最近魔術師さんが住みついてるんだって」
ベアトリクス「情報提供感謝するわ」
昼間の騒動でファルクリース周辺の山賊の住処は大体目星をつけることに成功したため、早速軍人であるベアトリクスに伝えることにしたチェシャ
これで、多少はこの街の治安も良くなるであろう ファルクリースはホワイトランのような城壁がないため、常に外からの脅威にさらされている
帝国軍としてはドラゴンのような自然災害に近い存在はどうにもならないにしても山賊ならば敵の位置情報が分かるだけでも対応はしやすくなるはずだ
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報告を終えても、二人の会話は途切れる事なく続いていく
チェシャは突然自分を呼び出したベアトリクスに興味津々なのだ
二人の姿はまるで子供とその保護者のようであった 実際、彼女たちは歳が十も離れており、言動には大きな違いが見えた
チェシャ「で、隊長さんはなんでチェシャを呼んだの~?」
ベアトリクス「直接礼が言いたかったのよ こんな場所にわざわざ商売をしにやってきた商人さんにね」
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チェシャは蜂蜜酒をがぶ飲みしながら常に自分の興味のある話題を振り続ける
それに対しベアトリクスは酒は時折口につける程度で、チェシャからの質問にも言葉少なめに返答する
ベアトリクス「これで兵士たちも多少の気分転換にはなると思うわ ここ最近は戦続きでろくに休みもなかったから…」
チェシャ「隊長さんもみんなと一緒に騒いだりしないの?」
ベアトリクス「私には息抜きは必要ないわ 戦場さえあればそれで十分よ」
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質問攻めを繰り返すチェシャと淡々と受け答えるベアトリクス
チェシャ「戦争が好きなの~?」
ベアトリクス「まぁそんなところね…」
チェシャ「どうして~?」
ベアトリクス「”生きている”という実感をくれるからかしら」
チェシャ「でも、毎日戦ってて辛くないの~?」
ベアトリクス「耐えられるだけの訓練をしてきたから平気よ」
チェシャ「」
ベアトリクス「」 

二人の会話は深夜まで続いた

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モニカ「(……よく飽きないわね)」



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数時間後、宿屋の一室でベッドに突っ伏したまま寝てしまったチェシャの姿があった
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チェシャ「…zz…う~ん…ママぁ…zz」
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今日一日の売上高と収益を計算している最中に疲れて眠ってしまったようだ
ベッドには枕の代わりに開かれたままの帳簿が置かれ、テーブルには小銭入れから出しっぱなしの金貨が積まれている
チェシャ「…ママ………zzz」
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そんな無防備な格好では悪漢に狙われるのも必然といえよう
先程まで酒場で笛を吹いていたはずの吟遊詩人の男が静かに部屋に侵入する
男「ヘヘヘ…盗んでくださいと言わんばかりじゃありませんか…隙だらけだぜ」
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モニカ「それは貴方もね」
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一分後
ミラ「見張りがいないと本気で思ってたんかな?ほんまもんのアホちゃうかコイツ」
モニカ「まぁ、こんな時代だしね…吟遊詩人も本性はこんなものよ」

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裸にひん剥いた男を尻目に姉妹は退屈を紛らわすため会話を続ける
モニカ「ミラ、今回の依頼人をどう思う?」
ミラ「うーん、どうと言われてもなぁ…正直よくわからん子だと思うわ まぁ、金払いもいいし悪くないんちゃうか?」
モニカ「今まで出会った商人とは明らかに違うと思わない?」

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モニカ「今もあんな格好で寝てるけど、一度財布を盗まれかけてるのよ?」
ミラ「あ~確かに危機管理?って言うんか? それが全然なってないわ」

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モニカ「護衛が二人しかいないのに森のど真ん中で山賊を呼び集める商人なんて貴女会ったことある?」
ミラ「いや、全く…言われてみればケチで手堅い商人のおっちゃんたちと違って思い切りがいいというか、なんというか…山賊くんの装備を剥ぎ取ってる時にも思うたけど、行動に微塵も躊躇がないっていうか」
モニカ「そう、まるで失敗するなんてこと全く考えてないみたい…少し気味が悪いわ」

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そこまで話すとため息が漏れた
改めて今までのことを振り返ってみるととんでもない雇い主に仕事を頼まれてしまったものだ
モニカ「今回は雇われた以上、契約はきっちり果たすわ でも、次の契約はもう結ばないほうがいいかも知れないわね…」
ミラ「せめて、何考えてるのかもう少し教えてくれればこっちも安心できるんやけどな~商売自体はうまくいってるみたいやしな」

依頼人に対しての不信感を残しつつ、夜は更けていくのであった
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場所は変わり、ここは帝国軍の司令部
先程までの宴会ムードは既に消え去り、軍人同士の会話特有の緊張した雰囲気が辺りを包んでいた
特使「で、どうだった?実際に話してみた感想は」
ベアトリクス「何とも言えないわね やけに子供っぽい口調だったのが少し気になったけど」
山賊の拠点
するとベアトリクスは地図に目線を落として話を続けた
ベアトリクス「ただ、この情報は確かね 市民からの通報とも一致するし、先ほど兵士たちが大量の山賊の死体を見つけたわ」
特使「すると彼女は君がわざわざ呼び出すまでもなく、始めから我々と接触する気だったということか…?だが、ただの商人がなんのために……」
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ベアトリクス「彼女が何を考えているにせよ、ある程度は信頼できると思うわ 危険を冒してまで情報を用意してきたんですもの」
特使「そうだな これで援軍が来るまでの間、現状の兵員だけでも山賊の討伐は行えそうだ 治安が良くなればホワイトランとの通商も回復するかもしれん」
ベアトリクス「で、私は次は何をすればいいの?特使」
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特使「ソリチュードへ向かってくれ チェシャ・マリティーナと共に」



次回、帰還と新たな旅立ち
Flash177様 廃人a様 フォロワーをお借りさせていただきありがとうございましたm(_ _)m

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 2015_04_28



最近のゆったりペースではいつまでたっても話が進みませぬ(´・ω・`)
できる時にどんどん更新していかねばっ(`・ω・´)

今回から新たなフォロワーさんをお迎えしております
作者様方、いつもお世話になっておりますm(_ _)m スカイリム行商記は皆様のおかげで作られているといっても過言ではありません 本当にありがとうございます


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チェシャたちが大量の山賊と交戦している間、ファルクリースの別の場所でも戦闘が行われていた
赤い鎧と青い鎧を着た兵士たちの死体が山のように転がっている
どうやら戦いは赤い兵士たちが勝利したようだ
彼らは帝国軍の兵士であり、反乱軍の鎮圧のためにスカイリム各地に派遣されている者たちである
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死んでいった仲間たちと、犠牲になった敵方の同族たちを弔うため、死体の運び出しを行う兵士たち
亡骸の8割ほどは反乱軍の兵であったが、生き残った帝国軍の数はかなり少ない
戦闘が行われた際には人数で大きく劣っていたようだ
不利な状況にも関わらず勝利し、運良く生存した兵士たちには安堵の表情が浮かんでいた
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そんな兵士たちとは別の場所で”先程まで兵士だったもの”をじっと見つめる戦士の姿があった
彼女は死者に黙祷を捧げるわけでもなく、また蔑むような素振りもみせず、ただその場に立ち尽くしていた
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そんな彼女の姿に痺れを切らしたのか、後ろで待機していた兵士がその背中に話しかけた
帝国軍兵士「あのぉ、隊長 そちらの方の死体も運び出してよろしいですか?」
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ベアトリクス「…そうね そうして頂戴」
隊長と呼ばれた女戦士ベアトリクスは静かにそう口を開き、その場を離れるのであった

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少ない人手で大量の死者を弔うにはそれなりに時間を要する
最寄りの野営地までたどり着く前に日が沈んでしまった 
仕方がないので、ファルクリースで一晩越すことを決めたのだった
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戦いに疲れた兵士たちの足取りは重い すぐに暖かい毛皮の中で休息をとりたいのだが、報告が最優先であるためそうもいかない
そして、休息の時間が与えられたとしても陸の孤島と化したファルクリースに兵士全員の疲れを癒すだけの蜂蜜酒が酒場にはないことも彼らは知っていた
毎日、朝から晩まで訓練と実戦を繰り返す兵士たちの精神は限界に近かった
隊列の中央で姿勢よく歩みを進めるベアトリクスを除いては…
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しかし、今日はいつもと事情が異なるようだ
酒場の前に見慣れない馬車が止まっており、そのそばに妙な髪の色をした女が立っている
旅人のようにも見えるが明らかに荷物が大きすぎるし、護身用の武器も持っているようには見えない
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ベアトリクス「商人か…」
それを見た彼女は近くの兵士の一人になにか耳打ちするのであった



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店内に運び込まれる蜂蜜酒の大樽に驚愕する酒場の主人
チェシャ「ホワイトランの”ほにんぐぶりゅー酒”だよ 言い値で買ってくれると嬉しいなぁ」
女将「これはまた久々に商人が来てくれたと思ったら……またとんでもない量で持ってきてくれたわね」
チェシャ「全部買ってくれる~?」
女将「勿論よ この街の住人の顔は見た?皆欲しているのよとびきり度の強い酒をね」
女将は満面の笑みを浮かべてそう言った
彼女の言うことが本当なら、この酒樽の1/3以上は今夜のうちになくなってしまうだろう
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チェシャ「わぁい、もうかったもうかった♫」
女将「こちらも今までの赤字分を取り返すことができそうでなによりだわ」
チェシャ「チェシャ、またホワイトランに戻るんだ ここでは何が買えるかな?」
女将「あらあら、可愛い商人さん ファルクリースといったら有名なのは広い森林よ」
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女将「ここでは野生動物もたくさん狩れるわ 鹿肉やウサギ、鶏とかね」
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女将「あとは木材ね リバーウッドにも負けないわよ」
チェシャ「おぉ~」
帰りの積荷の情報を得つつ、利益を得たことに喜ぶチェシャ
供給路が絶たれている場所を狙うという作戦は成功したようだ


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一方その頃、帝国軍のファルクリース司令部では数人の部下たちが、特使と呼ばれる上官に今日の戦闘についての詳細な報告を行っていた
特使とは、シロディールから派遣されているテュリウス将軍が任命できる中でも最高の位であり、地方ごとに一人配属される役職である
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帝国兵「ということで、戦闘は我々の勝利 しかし、被害もまた甚大です」
特使「ふむ、援軍なしでは次の戦いは厳しいかもしれないな…ファルクリースが落ちれば本国との連絡が取れなくなる…ヘルゲンさえ壊滅していなければすぐに援軍を要請できるのだが…」
地図を鋭い目つきで睨みながら苦しい表情を浮かべる特使
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考えた末、後ろで気だるくベッドに腰掛けるベアトリクスに特使は声をかけた
特使「君の意見を聞こう、ベアトリクス 現有戦力のみで次の戦いに勝てると思うか?」
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ベアトリクス「無理ね」
特使からの問いに彼女はきっぱりと言い切った
ベアトリクス「向こうも一度負けてるわけだし、次はもっと兵士を集めてくるはず 人数の少ないこちらでは拠点は守りきれない」
特使「そうか、君がそう言うなら間違いないな 次に反乱軍が攻めて来るまで時間はあるはずだ その間に援軍を出すようソリチュードに連絡を入れよう」
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ベアトリクス「私としては別に負け戦でも構わないけどね」
兵士「た、隊長…」
ベアトリクス「そもそも、今日の戦いだって数では圧倒されていたわ 不利な状況での戦なんて珍しくも…」
すると突然部屋の入口から影が差し込み、彼女の会話を中断させた
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チェシャ「こんばんは~♪」
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チェシャ「おねーさんがチェシャを呼んだの?」
ベアトリクス「そうよ ようこそファルクリースへ商人さん」



次回、帝国軍との接触の続きです


今回は廃人a様のベアトリクスさんをお借りしました
強くて、たくましくいフォロワーさんです(*゚▽゚*)
本当はもっと早く出演していただきたかったのですが、話の都合上帝国軍と会う機会が今まで作れませんでした
これから活躍してもらう予定です
廃人a様 ありがとうございましたm(_ _)m

 2015_04_21


随分と更新がまた遅れてしまいました(´・ω・`)
自分の体調に気をつけつつ、次の撮影も行っていきます


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日が沈みかけた夕方のファルクリースには大きな積荷を乗せた馬車と3人の女の姿があった
そのうちの2人は既に疲労困憊といった様子で雇い主の少女に歩み寄る
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ミラ「チェーちゃん、言われたとおりやってきたで……」
チェシャ「おぉ~すごいすごい まさかホントにできるなんてチェシャ思ってなかったよ~」
ミラ「(えっ?)」
姉妹が驚愕の表情を浮かべる中、チェシャは構わず話を続けた
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チェシャ「じゃあ、早速お仕事の報告してもらおうかな~」
ミラ「はいはい…いくら給料アップって言われてもこんなことは二度とやらへんからな」
そう言って、ミラは一枚の紙をチェシャに手渡したのだった




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数時間前、チェシャの突然の暴挙によって戦闘に巻き込まれたフェザーショット姉妹は次から次へと群がる山賊どもの処理に追われていた
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迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ…
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休みなくやって来る山賊どもをなんとか片付けた頃には大量の死体の山が転がっていた
チェシャはそれらが持っている鎧や武器を回収して荷台に詰め込み、裸にひん剥いた死体は路上にまとめて捨てていった
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ミラ「アカン…しんどすぎる…」
チェシャ「だいじょーぶ!ケガしてもチェシャが治してあげるっ」
ミラ「いや、そういう問題じゃなくて…」
チェシャ「今度は山奥に隠れてる山賊さんのところに押し売りに行くよ~!」

回復魔法による柔らかい光が宿る両手をブンブンと振り回しながら森の中へと姉妹をけしかけるチェシャなのであった
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手近な洞窟や廃墟を見つけて近づいてみると、案の定、山賊どもが集団で出迎えてきた
どうやら、先ほどの戦闘のせいで完全に警戒されていたようで、2人が視界に入った瞬間には既に戦闘態勢に入っていた
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しかし、数分後にはこの様
本来は拠点で待ち構えて不意打ちなり、遠距離攻撃なりするべきなのだろうが、相手が女と見るやつい粋がって前に出てきてしまうのが山賊という生き物である
加えて個々の腕も大したことなく、簡単に全滅させられてしまった
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たまに他の山賊に比べて剣の扱いに秀でる者もいるが
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死角からの狙撃には対応できず、あっけなく地面に崩れ落ちる
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こうして2人はヘルゲンとファルクリースの間にある山賊の拠点を片っ端から探し回り、攻撃してくる者は残らず撃退していった
与えられた仕事量に対して明らかに人員が不足しているという問題があったが、足りない人数は実力と連携でなんとか補う姉妹
しかし、流石の彼女たちも疲れの色を隠せない様子だ
先ほど襲ってきた山賊は4人、それに対し死体は3つ
どうやら一人逃げ出していたのを見落としたらしい
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ミラ「お姉、一人撃ち漏らしたっぽいで」
モニカ「そのようね でも丁度いいわ 探し出して情報を聞き出しましょう」
ミラ「お、ナイスアイデア いやぁ、それにしてもチェーちゃんの奴、無茶させすぎやろ」

雇い主に文句を言いつつ、二人は血の跡をたどって逃げ出した男を追跡するのであった
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そして捜索から一時間後……
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ミラ「見つけたで」


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ミラ「……というわけでお目当ての情報は聞き出せたで 山賊のおっちゃん共も100人くらいは倒したんちゃうか?」
チェシャ「お姉ちゃんたちすごーい! じゃあ約束通り給料は2倍に上げるねっ!」
ミラの話を興奮した様子で聞くチェシャに対してモニカが静かに口を開いた
モニカ「それにしても気になるわね」
山賊の拠点
モニカ「こんなもの一体何に使う気なの?」
チェシャ「内緒✩」




次回、ファルクリースで活動開始 そして帝国軍との接触も…


お楽しみに~ヽ(・∀・)ノ



今回もFlash177さんのミラモニ姉妹を起用させていただいております いつもありがとうございますヽ(*´∀`)ノ

 2015_04_18


更新が遅くなっちゃってどうもすいませんでした( *`ω´)
今回と次回はスカイリム無双回です(`・∀・´)
この撮影のために80人近い山賊が(対して良いSSも撮れないまま無駄に)犠牲になりました
物語を進める前に皆で黙祷をしましょう(-人-)南無

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ファルクリース近郊は針葉樹林が生い茂る森林が広がっている
シカやオオカミ、クマなど多数の野生動物が生息するこの森が、なぜか今日は静まり返っていた
聞こえてくるのは男の荒い息遣いのみである
彼はここ一帯を荒らし回る山賊であった
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山賊「畜生…なんでこんなことに…」
男は脇腹を抑えながら木にもたれかかった
体には一本の鉄の矢が深々と刺さり、山賊の肉をえぐりとっていた
簡単な仕事なはずだった カモがネギを背負ってわざわざやってきたのだと思っていた
しかし、結果はこの様 仲間はおそらく全滅だろう、自分も手当を済ませたらここを離れなくては
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そんな事を考えている山賊は追跡者がいることにも気づかず、木の陰で休み始めるのであった
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ミラ「見つけたで」



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リバーウッドを出発したチェシャたちはボハンの助言に従い、廃墟と化したヘルゲンを途中通りながらファルクリースを目指すというルートを進んでいた
ヘルゲンまでの道のりで遭遇したのはオオカミくらいなもので、護衛のミラとモニカが軽く撃退してここまで順調に進むことができた
チェシャ「あっ、街だ」
モニカ「あれがヘルゲンね 周辺の城壁しかもう残ってないみたいだけど」
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チェシャ「うえー、なにあれ」
チェシャは城門のそばに取り付けられた趣味の悪いオブジェを指差してそう言った
モニカ「あれは山賊が自分の縄張りだということを示すものよ ”ここに近づくとお前もこうしてやるぞ”みたいな意味ね」
ミラ「ドラゴンの炎で焼けた死体を使ったんやろうな……悪趣味な奴やわ」

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どうやら噂通りここは山賊に占拠されてしまったらしい
最も、ボハンの話ではここ最近は商人が襲われた話はないようだが、流石にこんなものを見せつけられてはヘルゲンを真っ直ぐ進む気にはなれず、城壁を沿って静かに先へと進むチェシャたちなのであった
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チェシャ「ここはもうダメなのかな?」
モニカ「復興には時間がかかりそうね、一応、ファルクリース地方では2番目に大きい街だったんだけどね…」
ミラ「内戦も続いてるし、山賊もいるみたいやし、後回しにされとるんちゃうか? チェーちゃんがお金出してあげたら直るかもしれんで」

チェシャ「ふーん…」
ミラが軽く口にした冗談に対して締まりのない返事をするチェシャ 
その瞳は瓦礫の山と化したヘルゲンの街を見つめていた
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ヘルゲンを通過し、周辺の景色に緑色が目立ち始める
スカイリムでも比較的温暖な場所へやってきたようだ
天気もよく、快調に馬車を先へと進めるチェシャであったが、途中人口の建造物らしきものが見えてきた
ミラ「チェーちゃん、スタアアアップ」
チェシャ「えっ、なに~?」
ミラ「とうとう出たで、まさかあんな砦作って街道封鎖してくるとは思わんかったけどな」
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ミラ「山賊や しかも、全員弓で高台に陣取るとかセコイ連中やな」
矢倉には6人ほどの山賊が弓を構えていた
向こうもこちらの存在に気づいたらしく、これ以上進めば一方的に上から矢弾を浴びさせられることになるだろう
山賊「ヒュー!見ろよ、女が3人だぜ」
山賊「しかも、積荷は酒樽だ 両方手に入るなんてツイてるぜぇ俺たちは!」
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モニカ「ミラ、いつものでいくわよ」
ミラ「了解や とっとと片付けるで」

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山賊「ギャッ!?」
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山賊「おふっ!」
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高所を陣取れば戦いは確かに有利になる しかし、必ずしも勝利に結びつくとは限らない
技量が大きく上回っていれば、多少の数や位置関係など簡単に跳ね返せるのだ
ましてや、彼女たちは山賊を討伐してその賞金で生活する傭兵である 山賊たちでは狙い撃てない距離からでもモニカなら容易に撃ち抜ける
山賊「な、なんてやつだ あの距離から射ってきやがったぞ」
山賊「射手だ!射手をやっちまえ!」
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モニカ「(完全に意識がこっちに向いてるわね…ミラ、今のうちよ)」
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姉のモニカが敵の数を減らしつつ、敵の目線を集中させる
その隙に剣を持ったミラが側面から忍び寄り、斬りかかる 
日頃からゴロツキどもの相手をしているだけあってその動きに一切の無駄がない
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ミラ「横がガラ空きやで おっちゃんっ!」
山賊「なにぃ!?」
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山賊「うわああああああああああ!!」
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山賊は地の利も武器も何も生かせないまま矢倉から突き落とされた
彼女たちを相手にした時点でわかりきった結末とはいえ、流石にあっけあなさすぎて呆れるミラ
ミラ「なんや、これでおしまいかいな」
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チェシャはその様子を馬車に乗ったまま呆気にとられながら見つめていた
度葉琴たちと墓地に向かった時から分かってはいたが、スカイリムは強く勇敢な女性で溢れている いや、女も強くなければこの時代は生き残れないということなのだろうか
改めて護衛の重要性を思い知らされたチェシャであったが、同時にある考えが浮かんだ
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馬車を一度止めて 姉妹の元へ駆け寄るチェシャ
チェシャ「すごいすごーい、お姉さんたち強いね~」
モニカ「こう見えても山賊退治のプロよ 給料分の仕事はきっちり果たすわ」
ミラ「せやろ? でもなー、チェシャ社長がもっと報酬を用意してくれるんなら、ウチら更に頑張っちゃうで」
モニカ「ミラ…あんまり依頼者さんを困らせるようなこと言わないの」

と言いつつも、モニカも期待の眼差しをチェシャに向けていた 
護衛の仕事に加え、積荷の運搬も任せていたのだ ここで賃上げ要求には応じるべきなのかもしれない
チェシャ「いいよ、チェシャがお給料もっと出してあげる!」
ミラ「え…ホンマに上げてくれるんか?」
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チェシャ「うん、その代わりチェシャのお願いもひとつ聞いてね」
意外にもあっさりと要求が通ってしまったことに驚く姉妹
そのお願いとやらがなんなのか気にはなるが、自分たちから賃上げを要求した以上ここで断るわけにも行かず、悩んでいた
チェシャ「お仕事のやり方はプロのお姉さんたちにお任せするよ~」
モニカ「口出しはしないってこと? 報酬はいくら上乗せしてくれのかしら」
チェシャ「2倍までなら出せるよ~」
どうやら追加の仕事内容はミラたちが了承するまで明かす気はないようだ
危険な予感がしたが、給料2倍と言われて引き下がるわけにも行かない
2人「やる!」
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チェシャ「”こーしょーせーりつ”だね~」
ミラ「で、社長~そのお願いってなんなん?気になるやんか」
チェシャ「うん、今から早速やってもらうからね」
そう言ってチェシャは大きく息を吸い込んだ そして森の奥までその声を響かせる

チェシャ「おーい!こっちに酒樽があるぜ~!金も女もいっぱいだ~!!」


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2人「へ?」
チェシャ「相手は女2人だー!全員でかかれー!」
ミラ「ち、チェーちゃん な、なにしてんねん!」
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慌ててチェシャの口を塞ごうとするが既に遅かった
男たちの品のない怒号が聞こえたかと思うと、わらわらと森の奥から山賊たちがやってきたのだ
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「ぎゃあああああああ!!!」



賃上げの交渉から一転、命の危機に!
果たして3人は生き残ることができるのか!(ネタバレ:できる

次回に続きます FLASH177様、今回もお借りさせていただきありがとうございますm(_ _)m
そして、なぜかこんな展開になってしまいました、前回といい、今回といい本当にすいません(つд⊂)




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