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最近、実家の方に帰省しておりましてスカイリムがプレイできず禁断症状が出ております…
しかし、SSは撮りだめしておいたので、ブログの更新作業でなんとか擬似的にスカイリムをプレイしている気分になることでなんとか年末を過ごしております
今回も戦闘SSを色々撮ってみましたが、やはり剣での戦闘はキャラの動きが映えますね~ なお、まだまだ主人公は戦わない(戦えない)模様




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前回、リバーウッド付近の監視塔に住み着いた山賊を殲滅し、いよいよ目的地であるブリークフォール墓地に到着した度葉琴とテスラ、そしておまけでついてきたこの物語の主人公であるチェシャ
雪の斜面を登り続けること数時間、石でできた巨大な建造物がようやくその姿を現した
チェシャ「うわぁぁん、やっとついたよぉ~」
チェシャは息を切らしながら必死で先を行く二人の後を追ってきたのだ 対して、度葉琴とテスラは山賊との戦闘もあったというのに呼吸を乱すことなくここまで進んできた
今までシロディールで何不自由なく生活してきたチェシャとは日頃の体の鍛え方が違うようだ
テスラ「チェシャちゃん疲れてるところ悪いけど、これからお墓の中で探索しなきゃいけないんだよ 大丈夫?」
チェシャ「だ、大丈夫! チェシャ、まだまだ元気だよ!」
本当は既に疲労困憊なのだが、ここでのんびり休んでいたらあっという間に日が暮れてしまう
怠けきった体に鞭を打って先へと進む
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リバーウッドの雑貨商の言うとおり、ここには中規模の山賊が拠点を構えているようだ
石の建造物のあちこちを見回る彼らの姿をチェシャたちは発見する
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テスラ「じゃあ、さっきみたいにパパッとやっつけてきちゃうからね」
度葉琴「安全なところで隠れて待っててください」
チェシャ「はーい」
2人は剣を抜き、静かに墓地へと忍び寄っていく
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テスラ「観念しなさい、山賊さんっ!」
山賊「な、なんだこいつは!?」
山賊たちの多くは、この広い拠点を外敵から守るために弓で武装していた しかし、テスラたちは山賊たちの視界を潜り抜けて剣の届く距離まで近づき、奇襲をかける
やむを得ず一番近くにいた男はこぶしを構え、懐からナイフを一本取り出した
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山賊たちには余裕の表情が浮かんでいる
確かにテスラの奇襲に驚きはしたが、まだ誰もやられたわけではない ナイフを持った男が彼女に襲い掛かっている間、岩陰に隠れていた周りの他の山賊たちが武器を取り出して彼女を囲い始める
山賊「一人で正面から襲ってくるなんていい度胸だな ねーちゃん」
折角、山賊に発見されることなく至近距離まで近づいたというのにその存在を自ら教えてしまったのだ
山賊たちは完全に油断していた
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度葉琴「Fo…Krah………Diin!!」
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山賊「ぬわあああ!!」
このタイミングで、後からやってきた度葉琴が声の力で山賊を氷漬けにした
監視塔の山賊たちと同様に彼らも武器の構えを思わず解いてしまう
ナイフ持ちの男と奥にいた弓使いが冷気をまともに喰らい行動不能になった
今、山賊たちは全員テスラに視線が集まっており、岩陰に潜んでいた連中も油断したのかノコノコと前に出てきてしまっている
そこへ度葉琴が死角からシャウトで攻撃したのだ 本命の奇襲は完全に成功した
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続けざまにもう一発シャウトをぶつける
戦鎚を持った女山賊はその自慢の獲物を振りかぶった状態で固まってしまった
同時に遠くからテスラを狙おうとしている弓兵に斬りかかる
山賊たちの敷いた包囲は完全に崩れた
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テスラ「せいっ!」
ナイフ持ちを一撃で斬り捨て
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テスラ「やぁっ!」
戦鎚持ちも一振りで絶命させる
瞬く間に4人の荒くれ者どもがこの世を去った
毎日過酷な訓練をこなし、剣術、盾術、そしてシャウトまで習得している彼女たちにとってただの山賊など相手にもならない
ましてや、一人で正面から襲ってきたテスラを囮役だと考えもしない間抜けではなおさらである
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度葉琴「無事ですか?」
テスラ「なんとかね」
お互いの背後をカバーし、生き残りがいないか辺りを見回す2人
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テスラ「いたよ! あそこだ!」
用心深い性格だったのか、それとも度葉琴が後ろからやってくるのが見えたのだろうか 山賊の一人がテスラたちの作戦に引っかかることなく岩陰から弓を撃ってきた
しかし、生き残りは彼だけらしい 間抜けな仲間はすでに再起不能、完全に孤立してしまっている
矢を盾でかわし、一気に距離を詰める
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チェシャ「うわ~…容赦ないなぁ…」
テスラたちが完全に山賊を始末するまでの間、チェシャは隠れる場所を変えつつ戦況を見守っていた
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チェシャ「……」
その場に座り込み、大きくため息をつく
首長に恩を売るためこんなところまでやってきたはいいが、実際に山賊と戦っているのはあの2人だ チェシャはその後ろをついてくることしかできない
チェシャ「なんかチェシャお荷物になってるなぁ……」
とはいえ、戦いの場にしゃしゃり出てきても特になにかできることもないので、大人しく待っているチェシャなのであった
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一人生き残った山賊の最期は戦いというよりもただの処刑であった(メルセル的表現
度葉琴の長剣が容赦なく男の脇腹を貫き…
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そして引き抜かれる
山賊は弓を捨て、ナイフでの戦闘に切り替えていたが、その攻撃のすべてを盾で防がれた
所謂”詰み”というやつである
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ホワイトラン衛兵2人による目にもとまらぬ斬撃で男はその場に血を吹き出しながら崩れ落ちた
人間、賢い選択をすれば必ず良い結果になるとは限らないようだ
一番利口な選択をしたはずの山賊の男が一番むごい死に様になってしまった
テスラと度葉琴がチェシャと別れてからわずか5分後の出来事であった
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チェシャは墓地の入り口で2人と合流した
チェシャ「どはきんちゃん!テスラさん!怪我はない?」
テスラ「うん、大丈夫!なんともないよ」
度葉琴「早速中に入りましょうか ここは冷えますしね」
チェシャ「どこか傷めたらすぐに言ってね!今日は特別にチェシャがタダで治してあげるからねっ!」
そう言って、魔法によって光を放つ両手をブンブンと振り回すチェシャ
テスラ「(いつもはお金とるんだ… ていうかすごい張り切ってるね)」ヒソヒソ
度葉琴「(張り切り過ぎて前に出てこないことを祈ります…)」ヒソヒソ
なぜかやる気満々のチェシャに不安を覚えつつも3人は扉を開けて中へと入っていくのであった…



次回、墓地内部での戦い
年明けと同時に更新したいなぁと考え中です
間に合えばの話ですが(白目

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 2014_12_29


12/25の夜は皆さん予定があるみたいで羨ましいですね~
私ですか? 実家に帰ってブログ記事製作ですよ
クリスマスということで番外編を作成しました


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きっかけはドラゴンの襲撃であった
”サンタクロース、スカイリム上空を移動中にドラゴンに撃墜される” 
この知らせがスカイリム中を駆け巡ったのは聖夜が訪れる数日前であった
今年は良い子にしていてもプレゼントは来ない・・・子供だけでなく、大人たちもこの暗い知らせに絶望の表情を浮かべた
しかし、その時チェシャに電流走るッ…!!

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チェシャ「おお~木が光ってる~」
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クリスマス当日、そこには荷台いっぱいにドーナツと蜂蜜酒を積んで市場へと向かうチェシャの姿があった
聖夜だというのに今年のクリスマスは静かなものである 
当然だ、プレゼントを配るサンタのいないクリスマスなどただのくっそ寒いだけの真冬の一日に過ぎない
大人はともかくとして、子供たちはどう楽しく過ごせというのか
市場はいつもの変わらぬ顔ぶれと変わらぬ雰囲気であった
それでも、イルミネーションは行われたらしく、市場の木は白く輝いていた 違いといえばその程度だ
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そんな市場の仕事終わりに酒でも飲もうかとバナードメアに集まった市民たちにチェシャは声をかけた
チェシャ「ドーナツと蜂蜜酒はいかがですか~ 聖夜仕様の特別品だよ~」
その声に市場がざわつき始める
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チェシャ「ヘイ! そこのノルドのおじちゃん、暗い顔してるね~ ドーナツでも買ってかない?それとも蜂蜜酒で一杯やるのがいい?」
ジョン「お前さん知らないのか・・・? サンタがドラゴンにやられたんだとよ 今年はとても祝う気にはなれないぜ」
チェシャ「そんなおじちゃんにおすすめの商品があるよ 実はこの蜂蜜酒、飲むととっても気分が良くなっていい夢が見られるんだ おじちゃんもこれを飲んで今年の聖夜の暗い気分をふっとばそうよ~」
ジョン「なに、そんな効果があるのか…いつもはバナードメアで酒は買うんだが……一本くれるか?」
チェシャ「さらにさらに、このドーナツを食べると来年のクリスマスは幸せが訪れるよ~
ジョン「なに?来年の?」
チェシャ「うん、今年はこんなクリスマスだからこそ、みんなで来年は楽しく祝おうよ~」
ジョン「そうか…来年か……」
チェシャ「因みにセットで買うと20ゴールド安くなるよ」
ジョン「よし買った! これで来年のクリスマスこそは楽しく過ごせるぜ」
チェシャ「まいどあり~」(ちょろいもんだわ
早速、”ただのドーナツと少々アルコール度数の高いハチミツ酒”は売れた
ノルドというのは本当に単純である 
そもそも、クリスマスだろうがなんだろうが酒飲んで歌い踊るのはいつもとやること変わらないだろとツッコミたくなるチェシャであった
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チェシャ「ヘーイ、レッドガードのにーちゃーん ハチミツ酒買ってく~?」
アムレン「聞いたぜ、飲むといい夢見れるんだってな 俺にも売ってくれ」
チェシャ「セットでドーナツ買うと安いよ~」
アムレン「そうだな……今年はプレゼントも来ないから娘も泣いてたんだよなぁ…よし、土産にお菓子でも買っていってやるか ドーナツを3つほどつけてくれ」
チェシャ「ありがと~」
家族思いのレッドガードも娘へのプレゼント代わりにドーナツを買っていった
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衛兵「こんな日に商売とは恐れ入ったよ」
衛兵「正直、今年のクリスマスは物売るってレベルじゃねーぞ」(自粛ムード的な意味で
チェシャ「まーまー、そう落ち込まないでよ 衛兵のおじちゃんたち~ 今日も夜勤だということに対する嘆きと、独り身の寂しさを思うと気持ちはわかるけどさ~」
衛兵「おまっ、傷口えぐるのはやめロッテ!」
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チェシャ「お仕事中のお酒はだめでもドーナツならいいでしょ? これ食べると来年の今日幸せになれるよ」
衛兵ズ「本当か!? これを食えば来年は彼女ができて、その子と一緒にイチャイチャできるのか! よし買う!!」
チェシャ「まいどあり~、夜勤がんばってね~」
チェシャは必死に笑いをこらえながら道行く衛兵たちにドーナツを売りさばいた
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その後も客足が途絶えることはなかった
エイドリアン「今日はまだまだ飲むわよ~」
エイドリアンが夫婦二人で夜を飲み明かす気らしく、ハチミツ酒を買っていき…
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物乞いのブレナインが冷やかしにやってきた
ブレナイン「ドーナツを恵んでくれないか?」
チェシャ「金がないなら来るなー」(迫真
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そしてなんか変な男も来た
ナゼ-ム「雲地区には頻繁に行くのか? おっと馬鹿な質問だったな、もちろん行かないに決まってる」
チェシャ「なにいってだこのオヤジ」
ナゼーム「だよな、俺も自分で言ってて思ったわ」
ナゼーム「ところでハチミツ酒をくれ」
チェシャ「ドーナツつけると安いよ~」
ナゼーム「じゃあ、それもくれ」
チェシャ「まいどあり~」
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そして、商人イソルダも小銭の入った袋を片手にやってきた
イソルダ「50個くらいまとめて買ったら安くしてもらえない?」
チェシャ「流石に多すぎるよ~ 」
イソルダ「使えないわね~それじゃ、転売できないじゃないのよ」
チェシャ「出、出~転売厨~www 時事ネタはやめなよ~」
イソルダ「(転売しちゃ)いかんのか? まぁ今回は10個ほどにしておくわ あと、ハチミツ酒も1本つけて、安くしなさいよね」
チェシャ「ヘーイ」
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グレイメーン家も商品を買いにやってきた
アヴルスタイン「来年も家族が幸せでありますように そしてアンタもな」
ドーナツ、ハチミツ酒共に大量に購入していった
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チェシャ「ありがと~」(たくさん買ってくれて
なんだかんだでドーナツ、ハチミツ酒は飛ぶように売れた 売れすぎてバナードメアの営業妨害になってしまっているくらいだ
しかし、チェシャにとっては知ったことではない
チェシャ「さーて、頑張ってドラゴンズリーチの方にも売りに行かないと」
そう思った頃であった
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度葉琴「あっ、チェシャさん まだドーナツ残ってる?」
チェシャ「残りはわずかだよ~」(キタキタ~
度葉琴「イリレスさんとファレンガーさんに買ってくるよう頼まれちゃって…」
チェシャ「今ならハチミツ酒もつけると安いよ~」
度葉琴「流石に勤務中にお酒はちょっと…」
すでに、噂は宮廷の方にも伝わっていたようだ 
階段を上って売り込みに行く手が省けて得した気分になったチェシャであった
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度葉琴「それでね、バルグル-フ首長がその肩の人形がほしいって言ってたよ」
チェシャ「えっ?これ?」
テスラ「サンタさんが来ないから息子さんにおもちゃを買ってあげたいんだってさ」
チェシャ「首長さんのためならタダであげるよ~」
テスラ「チェシャちゃんいいの?首長さんからなら少し高く値をつけても買ってもらえそうだけど…」
チェシャ「(もう充分他の人から毟り取ったから)別にいいよ、お人形くらい」
度葉琴「チェシャさん優しいですね~」
そういうわけでこの日の売り上げは上々、バルグルーフにも更に恩を売ることもできたチェシャであった
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ちなみに翌朝、彼女の乗った馬車が逃げるように街を離れたのは言うまでもない……




今回もスペシャルゲストにお越しいただきました
みかんジュース様 RoundRovin様 いつもありがとうございます


では皆様メリークリスマス

 2014_12_25


クリスマス前に第五話を更新しまーす
今回から戦闘シーンが多くなると思います(といっても主人公は戦いません はい)


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チェシャ、テスラ、度葉琴の3人はブリークフォール墓地でドラゴンストーンを探すという任務を受け、目的地の近くの村であるリバーウッドへとやってきた
チェシャ「うわ~のどかな村だね~」
テスラ「あれ、チェシャちゃんは一度ここに来たことあるんだよね?」
チェシャ「(あ、しまった そういうことになってたんだった)」
チェシャ「うん、チェシャ 一度ここを馬車で通ったよ」(その時起きていたとは言ってない

度葉琴「あ、衛兵さんですよ チェシャさんのおかげでちゃんと配備されてますね」
どうやらバルグルーフはチェシャから話を聞いた後、その日のうちに兵をリバーウッドへと派遣していたようだ
のどかな村にはあまり似合わない武装した男たちが数人、周りを巡回していた
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リバーウッドはその名のとおり、川と森林に囲まれた村らしい
村を入ってすぐ、大きな製材所が見えた どうやら林業で生計を立てているらしい 
テスラ「チェシャちゃん、ここに来た目的は覚えてる?」
チェシャ「お墓までの道を聞くんだよね」
度葉琴「本当は酒場で聞くのが一番なんですけど…ここのお店の女主人さん、なんとなく感じ悪いんですよ」
テスラ「あ~、そうだったね なんかよそから来た人をすごい睨んでくるよね」
度葉琴「なので、あっちの雑貨屋さんで話を聞きましょう」
チェシャ「そうしよそうしよ~」
そういうわけで3人はこの村唯一の雑貨屋である”リバーウッドトレーダー”に足を運んだのであった
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店の扉を開けるとインペリアルの男が出迎えてくれた
ルーカン「いらっしゃい、リバーウッドトレーダーへようこそ同族さん それと衛兵さん方」
彼はチェシャの顔を見るや否や、すぐに自分と同じ帝国人だと気がついた
要塞の外にあるこんな農村でも、商売をするのはインペリアルたちの仕事らしい
チェシャ「こんにちは~ここは何売ってるの?」
ルーカン「なんでもさ…と言いたかったんだがね…今はほとんど売れるものがないよ」
チェシャ「どうして?」
ルーカン「商品を盗まれたんだ 少し留守にしている間にやられたよ」
度葉琴「ひょっとして、山賊ですか?」
ルーカン「ああ、ブリークフォール墓地を拠点にする連中だろう 少し前から山賊が住み着いたって話を聞いてるからな」
テスラ「困ったなぁ…山賊かぁ」
どうやら今回の仕事、敵は墓場のモンスターだけではないようだ 規模は分からないが山賊まで相手にしなくてはいけないらしい
チェシャ「おじちゃん、お墓までの道わかる?」
ルーカン「ああ、わかるとも でも、それを聞いてどうするんだ? 今言ったとおり危険で近づけないぞ」
チェシャ「チェシャたちが山賊やっつけてきてあげるよ!」
2人「えっ!?」
ルーカン「本当か!?ならついでに頼みがあるんだ 山賊に盗まれた”金の爪”を取り返してほしんだ 名前の通り、金色の爪の形をした骨董品のようなものなんだが… 礼は必ずする だから頼む!」
チェシャ「うん、わかった 見つけたら取り返してきてあげる」
ルーカン「おお、感謝するぞ友よ 墓地までの道はだな…」
そういって店主は地図にブリークフォール墓地への道を書き記した
ルーカン「これでよし、頼んだぞ」
チェシャ「はーい ありがとうおじさん」
2人「な、なんでこんなことに…」
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店を出た一行はルーカンの地図を頼りに墓地へと向かっていた
テスラ「チェシャちゃん、なんであんな約束しちゃったのさ」
度葉琴「そうですよ 山賊と戦うのはチェシャさんじゃなくて私たちなんですよ?」
チェシャ「まーまーいいじゃん ”きんのつめ”ってお宝もついでに探してあのおじちゃんからお礼もたっぷり貰っちゃおうよ~ それにどうせその山賊さんたちやっつけないと最初の目的も果たせないでしょ?」
テスラ「それはまぁ…それもそうか」
余計な仕事をひとつ増やされたかと思われたが、考えてみればやることは大して変わっていないのだ
寧ろ、報酬だけが上乗せされたといってもいい そう思うとやる気が湧いてくる2人であった
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目的地の墓地は山の上にあるらしい
橋を渡り、舗装されていない土の獣道をあるいていくと段々と道は雪に覆われてくる
思った以上に高いところまで来ているようだ
すると、道中 白い何かが倒れていて、道を塞いでいた
度葉琴「これは…トロールですね」
テスラ「それも死体かぁ…」
チェシャ「うわぁ、チェシャ、トロール初めて見た」
死体のそばにしゃがみ込み、つんつんとつついてみる 当然だが、トロールは反応しない ただのしかばねのようだ
テスラ「度葉琴ちゃん、確かこの先って…」
度葉琴「ええ、確かもう使われてないですけど、監視塔があったはずです」
テスラ「うーん、ひょっとしたら山賊が住み着いてるのかな」
度葉琴「ありえますね 墓地にもいるみたいだし、そいつらの仲間かも…」
スカイリムには内戦の影響なのか各地に軍事施設が設置されており、その一部は今では使われることなくそのままにされているものもある
そこに山賊たちが住み着くことで、近くを通る行商人や農民たちが被害を受けるなんてことはよくある話であった
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テスラと度葉琴は木々や岩に身を隠しながら先へ進む
すると彼女たちが言っていた通り、人口の建造物らしきものが見えてきた
テスラ「2人とも止まって」
度葉琴「やっぱりいますね…トロールを倒せるくらいですし…規模は4~5人ほどでしょうか」
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2人の予想は当たっていた
切り立った崖に作られた監視塔 そこは山賊の悪漢たちの拠点にされてしまっているようだ
ここに住み着かれるとリバーウッドまでそう遠くない距離だ
あの雑貨屋以外にも山賊の被害を被る村人は出てくるだろう
それにここを通らずして墓地まで行く方法はない
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テスラ「チェシャちゃん、ちょっとここで隠れて待っててね」
チェシャ「はーい」
テスラ「いくよ、度葉琴ちゃん」
度葉琴「はい」
そう言うと二人はチェシャを残して岩陰から飛び出した
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度葉琴「お命頂戴しますっ」
山賊「アンタたち、ホワイトランの…がはっ……」
山賊の一人が2人の存在に気づいたときには既に度葉琴の剣が山賊の脇腹を切り裂いていた
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度葉琴「このまま一気に片付けちゃいましょう」
テスラ「中には何人いるかな…」
見張りの女山賊を切り殺した勢いそのままに二人は塔の中へと走る
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山賊「て、敵襲だー!!」
外に居た見張りのうち一人は不意打ちで倒せたが、もう片方には発見され塔の中に立てこもられてしまった
テスラ「度葉琴ちゃん 援護お願い」
そう言うとテスラは弓を構える山賊に対して正面から突撃した
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山賊「(馬鹿な奴だぜ、正面から突っ込むなんて… 膝に矢をくらいな!)」
山賊がその矢を放そうとした瞬間であった
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度葉琴「Fo…… Krah Diin!!」
後ろから度葉琴がなにか叫んだかと思うと、その声が凍てつく冷気へと変わり、山賊を襲った
山賊「な、なんだ!?」
いくら雪山で半裸同然の格好で暮らしても平気な山賊といえども、これでは立っていることすらできない
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体勢を崩してしまった山賊の前にテスラはそのまま剣を振りかざし
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テスラ「せいっ!」
そのまま勢いよく振り下ろした
山賊は鮮血をまき散らしながらその場に崩れ落ちた
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チェシャ「おぉ~なんかよくわからないけど頑張れ~!!」
後ろから応援するチェシャには何が起こっているのかすらよくわからない
が、瞬く間に2人の山賊が2人の女衛兵の手によって切り殺されたのは確かであった

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山賊長「なんだ!?どうした!?」
塔の頂上にいた山賊長が異変に気がついたが
既に彼女の部下は全員この世を去っており、当然返事はない
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テスラ「多分あと一人だね」
度葉琴「残っているのは親玉でしょうか」
そんな会話をしつつ、二人は塔の頂上へと進む
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度葉琴「いましたね親玉 覚悟してください!」
山賊長「よくも私の部下をやってくれたな!」
孤立した山賊長は階段の上で待ち構えていた
位置的には度葉琴たちの方が不利だ 山賊長は地の利を生かして劣勢を跳ね返すつもりらしい
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山賊長「ここに来るべきじゃなかったわね!」
ここで重い一撃を与えればたとえ盾で防がれても階段から突き落とすことができる
山賊長は手に持った斧を度葉琴に向けて振り下ろそうとする
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度葉琴「Fo…… Krah Diin!!」
が、またしても度葉琴の声の力が山賊の体を氷漬けにした
敵が怯んだ隙にテスラが一気に階段を駆け上がる
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山賊「待って!殺さないで!降参す…ぎゃっ!!」
山賊が命乞いを言い終わらぬうちにテスラの剣がその体を切り裂いていた
山賊長は錐揉みになりながら地面に倒れる
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テスラ「これで全部かな」
度葉琴「そうみたいですね」
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監視塔に住み着いた山賊たちは驚く程あっけなく掃討されてしまった
あまりの手応えのなさに2人も首をかしげる
度葉琴「これだけの人数でどうやってトロールなんて倒したんでしょうかね」
テスラ「もしかして、あのトロールに何人かやられちゃってたのかもね」
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テスラ「さて、そろそろチェシャちゃんを迎えに行ってあげないと」
度葉琴「そうですね 山賊は片付けたとはいえ、他の野生動物とかに襲われてないといいですけど…」
そう言って二人は監視塔を降り始めた
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一方その頃チェシャは………
チェシャ「この山賊さん6ゴールドしか持ってないじゃん! しけてるなぁ~」

早速、山賊の死体を漁っていたのであった……


次回、ブリークフォール墓地探索回


今回はここまでです
ゲームを始めたばかりの頃はこの砦の山族ですら苦戦していた覚えがあります
最初からベリーハードなんかで挑むんじゃなかったと今更後悔しております(^O^)

今回も度葉琴さんテスラさんに出演していただいております
みかんジュース様、RoundRovin様ありがとうございます

 2014_12_22


第4話です(´∀`)
相変わらずのゆったりペースで物語は進みますがお許し下さい
今回は冒険前の準備回です といっても大したことしてないんですがね


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宮廷魔術師のファレンガーからドラゴンストーンを探して持ってくるよう頼まれたチェシャとテスラは
一足先に依頼を受けていた度葉琴と合流するため、バナードメア前の市場に向かった
ドラゴンズリーチを出たときには既に日は完全に沈んでおり、時折吹くスカイリムの厳しい北風がより寒く感じられた
市場まで着くと度葉琴は直ぐに見つかった というのも、黒髪に和服とスカイリムでは滅多に見られない格好をしていたからだ
彼女もまた、チェシャと同じくスカイリム出身ではないのだろうか
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テスラ「あっ、度葉琴ちゃんお疲れ~ お互いまた面倒な仕事を引き受けることになっちゃったね」
度葉琴「テスラさん、遅かったですね まぁ仕方ありませんよ…私たちまだ新人だし、配属先も決まってないし…ところでそちらの方は?」
テスラ「この子はチェシャちゃん ドラゴンの目撃者で今さっきまで首長さんに報告してたところだよ」
度葉琴「ああ…だから遅かったんですね はじめましてチェシャさん、度葉琴といいます」
チェシャ「よろしくね、どはきんちゃん!」
テスラ「今度のドラゴンストーン探しのお仕事にも同行することになったから」
度葉金「えっ、そうなんですか? でも、ノルドの墓地といったらドラウグルとかスケルトンとか出てきて危険ですよ? 私たちは日頃訓練してますから多分大丈夫ですけど…」
そう言って度葉琴はチェシャを見る とても戦闘の訓練をしているようには見えない 第一、なぜこんな危険なだけのお使いに彼女がついてくるのか度葉金には理由がわからなかった
チェシャ「だいじょーぶ! チェシャ、危なくなったら自分で逃げるから」
度葉琴「そうですか…わかりました」
不安はあったが、テスラと2人でなら彼女を守りつつ墓地の探索はできるかなと考える度葉琴であった
テスラ「ところで私たちこれから宿舎に帰るけど チェシャちゃん宿は?」
チェシャ「テスラさんがさっき言ってたここに泊まるつもりだよ」
そう言って、バナードメアを指差す
度葉琴「それなら私と一緒に入りましょう この時間は皆お酒飲んでますから、酔っ払いさんに絡まれると面倒ですしね それに、慣れないところは中々入りにくいでしょうし…」
チェシャ「ありがとー、どはきんちゃん!」
テスラ「じゃあ、明日色々と準備して明後日には出発しようか 度葉琴ちゃん、チェシャちゃんをお願いね」
度葉琴「わかりました おやすみなさい」
チェシャ「バイバーイ、また明日ね~」
そう言ってテスラと別れ、二人は宿屋の扉を開けた
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中に入ると人々が蜂蜜酒の入ったコップを片手に吟遊詩人の演奏に合わせて歌い踊っていた
ノルドというのは本当に宴会が好きらしい 毎晩のように仕事が終わると酒場に集まり、皆で飲み歌うのだそうだ
チェシャ「わぁ!すごい盛り上がってるね!」
度葉琴「私は最初にここに来たときはにぎやかすぎてちょっと入るのに勇気が必要だったんですけど、今ではすっかり慣れました」
そういいながら度葉琴はカウンターへと向かう チェシャもそれに続く
客の一部が早速チェシャの存在に気づいたらしく、その派手な髪についてなにやら話しているようだ
やはり、この髪はどこにいても目立つらしい それでいい、やがて自分はスカイリムでも有名な商人となるのだ
そのためには1人でも多くの人間に顔を覚えてもらう必要がある そのための青髪なのだ
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度葉琴「フルダさん こんばんは」
カウンターの向かいに立つ女性に度葉琴は話しかける
彼女がここの主人らしい
フルダ「いらっしゃい、度葉琴ちゃん 山賊退治の依頼なら2件ほど来てるわよ」
そう言って、フルダは手配書を出してみせる
度葉琴「今日はそういうのじゃなくてですね、一人お部屋空いてますか?」
チェシャ「こんばんは、チェシャをしばらく泊めさせてください」
フルダ「あらあら、また可愛い子がやってきたじゃない 部屋なら空いてるわ お金が払える限り何泊して貰ってもいいわよ」
チェシャ「ありがとー」
度葉琴「よかったですね、チェシャさん」
フルダ「早速案内するわ ついて来て」
フルダは階段をのぼり始めた この店は1階は酒場、2階は宿泊客用の部屋になっているようだ
2人は部屋へとついていく
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フルダ「ここよ、一泊10ゴールドだけど構わないわね?」
チェシャ「うん、チェシャお金ならいっぱい持ってるよ」
チェシャはポケットから金貨を10枚取り出し フルダに手渡す
フルダ「確かに受け取ったわ 他に必要なものがあったらなんでも言ってね」
そういうとフルダはカウンターへと戻っていった
チェシャは早速ベッドへと飛び込む
チェシャ「うわーい、ふかふかだぁ~!」
ここ数日、馬車での旅を続けてきたチェシャにとって、久々の屋根の下での夜であった
夜風に震える必要もなく、柔らかい布団にくるまって眠れる
唯一文句があるとすれば、下で騒いでいる連中の笑い声が丸聞こえなことだが まぁ些細な問題であろう
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度葉琴「明日は私が鎧の修理をお願いしているお店でチェシャさんに合う軽装がないか見てもらいましょうか 流石にその格好のまま墓地に行くわけにはいきませんしね それから、食料と薬品も揃えなくちゃ… チェシャさん、聞いてますか?」
チェシャ「……zzz……ほえ?なぁに?」
瞬きを何度も繰り返しながらチェシャは明後日の方向を向いて聞き返した
度葉琴「(長旅で疲れてるのかな)」
その様子を見て度葉琴は後ろを向きながら静かに囁く
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「なんでもありません、おやすみなさい」
そのまま静かに宿舎へと戻る度葉琴であった…



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翌朝、チェシャが宿屋を出ると二人が並んで待っていた
チェシャ「皆、おはよー♪」
チェシャが元気よく話しかけると、2人は苦笑いを浮かべながら返事する
度葉琴「もうすぐお昼ですよ チェシャさん」
テスラ「寝ぼすけさんだねチェシャちゃんは もう、食料も薬も先に買っちゃったよ」
チェシャ「うぅ…シロディールにいたときはいつもママに起こしてもらってたんだった……チェシャ、朝は苦手だよぉ」
テスラ「明日は私たちが起こしに行ってあげるよ さぁ、エイドリアンさんのところに行こうか」
エイドリアンというのは度葉琴が鎧の修理を頼んだ腕利きの鍛冶屋らしい
彼女とその夫が二人で経営する店 「戦乙女の炉」は城門のすぐ近くにあった
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店先にはハンマー片手に作業に励む女性がいた 彼女がエイドリアンのようだ
度葉琴「こんにちはエイドリアンさん」
エイドリアン「いらっしゃい度葉琴ちゃん、テスラちゃん あと旅人さん」
赤ら顔の女性は作業を中断してこちらに振り向いた  
テスラ「ここの商品は全部この人の手作りなんだってさ 品質が良くて、他の要塞でも有名らしいよ」
小声で、テスラがチェシャに説明する
チェシャ「ふーん」
チェシャはテスラの説明を聞きながらエイドリアンと彼女の鍛冶場を見つめている
度葉琴「前に頼んだ私の鎧、修理できてますか?」
エイドリアン「ごめんね、度葉琴ちゃん 実は急にバトルボーン家から大量に注文があってね…多すぎて応じられないって断ろうとしたんだけど、向こうがどうしてもって言うから結局引き受けちゃったのよ それで、鎧なんだけど 明日までには修理できると思うから待って貰えるかしら?」
度葉琴「いいですよ 丁度出発は明日ですから、お願いしますね」
エイドリアン「悪いわね エオルンド・グレイメーンならこの程度の量一日で完成させられるのでしょうけど……そういえば聞いた? 彼、ノルドの古代兵器の設計図を元に新しい武器を製作中らしいわよ」
チェシャ「……!」ピクッ
度葉琴「へー、それは初耳です なんでしょうね新しい武器って」
エイドリアン「私も詳しくは知らないけど弓の一種らしいわね けれど、あの巨匠エオルンドですらかなり苦労してるらしいわ それに、ドラゴンズリーチや同胞団の方からもウケが悪いみたい 従来の弓のほうがマシだとか」
テスラ「私も初めて聞いたよ でもあの人、いかにも職人!って感じで近寄りがたいですし エイドリアンさんたちの方が接客も丁寧にしてくれるから私は鎧や武器の修理はこっちでお願いしちゃうなぁ……」
エイドリアンの父親であるプロベンタスはドラゴンズリーチで首長の執政の職に就いている
そのため彼女も他の市民が知らないホワイトランの事情について詳しいようだ
エイドリアン「フフ、ありがとうねテスラちゃん さて、頑張って明日までに仕上げないと」
エイドリアンが作業に戻ろうとしたその時、チェシャが口を開く
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チェシャ「ねーねーおばちゃん、その”えおるんど”って人はすごい職人さんなの?」
エイドリアン「(おばちゃん!?)」
一瞬、とても残念そうな顔を浮かべたように見えたエイドリアンであったが、すぐに真顔に戻る
エイドリアン「え、ええ…そうね 彼はスカイリム一の鍛冶屋と言っていいと思うわ あの同胞団も彼らの武器を好んで使うしね 私の腕はまだまだ彼には及ばないけど…でも、彼が気難しい性格であるおかげかドラゴンズリーチの方からも色々チャンスは貰えているし、私はそれで十分なの」
チェシャ「その人はどこにいるの?」
エイドリアン「ジョルバスクルの奥にあるスカイフォージという溶鉱炉があるんだけど、彼は一日中そこにいるわね」
度葉琴「チェシャさん、もしかしてエオルンドさんに鎧を作ってもらうつもりなの?」
チェシャ「うん、だって一番の鍛冶屋さんなんでしょ?」
度葉琴「それはそうだけど…やめておいたほうが……」
エイドリアン「あら、貴女も鎧が欲しかったのね 軽装備ならウチもいいのが揃ってるわ 彼のところに行くのもいいけど、その前に是非店の中も見ていって頂戴」
エイドリアンはチェシャを店に招こうとするがチェシャは断る
チェシャ「ううん、チェシャ、”えおるんど”って人のところで買う だって、鍛冶屋のおばちゃんが一番すごいって認めたんだもん 間違いないよ」
エイドリアン「おばちゃんじゃなくてエイドリアンよ お嬢ちゃん」
チェシャ「それにチェシャ、職人さんなのに現状に満足してる人のところで買い物したくないもん」
エイドリアン「!?」
度葉琴「ちょ、ちょっとチェシャさん!それは言いすぎじゃ…」
チェシャ「自分のところで商品買わせる気があるなら、『スカイリムで一番と言われているのは”えおるんど”だけど、いつかは超えてやるわ それにうちの店なら彼のところよりも安価で良いサービスを提供できるわよ』ぐらい言って欲しかったなぁ それならこっちで買物しようとも思えるのに…」
テスラ「あ、あのね、エイドリアンさん この子、ここに来たばかりの旅人さんで、ちょっと世間知らずなところがあるというか…なんというか…」
度葉琴「そ、そうなんです 悪気があって言ってるわけじゃないと思います…多分」
エイドリアン「……」
チェシャ「じゃあ、早速そこに行ってくるね 教えてくれてありがとーエイドリアンさん」
2人「ええ!!ちょっと待ってよチェシャちゃん!!」
二人が必死にフォローをする中、チェシャは言いたいことだけ言ってエオルンドのいるスカイフォージへと駆け出した
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ジョルバスクルの奥にある階段を上がると巨大な溶鉱炉で作業をする一人の男の姿があった
チェシャ「あ、いた~」
躊躇うことなく駆け寄って話しかける
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チェシャ「こんにちは~」
エオルンド「…今は見ての通り仕事中だ 何か用か?」
立派な顎鬚をたくわえた白髪の男 その姿は職人というよりも戦士と言ったほうがしっくりくる
口を動かしながらも手は決して休めない 
チェシャ「チェシャね、おじいちゃんにお話を聞きに来たの」
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エオルンド「お話だと? 俺は今忙しいんだ、遊び相手ならそこらにいるガキ共にでも頼め」
そう言ってチェシャを睨みつけるエオルンド
チェシャ「チェシャ、おじいちゃんと遊ぶ気なんかないもん! お仕事の話だもん!」
エオルンドの鋭い眼光に驚きこそすれど臆することなく話を続けるチェシャ
それを見て何かを感じたのか彼は作業を中断して顔を向けた
エオルンド「何が聞きたいんだ?」
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チェシャ「おじいちゃんが作ってる新しい武器ってどれ?」
エオルンドは目を丸くした
ヘンテコな髪の見たこともない少女が突然やってきて、まだ街の半分以上の人間が知らない自分の開発中の武器について話を聞きたいと言い出したのだ 驚くのは無理もない
エオルンド「…俺が新兵器を作ってることをなんで知ってるんだ?」
チェシャ「商人には情報源があるんだよ~ それをしゃべるのは信用を悪くするからダメだってパパに教わったよ」
エオルンド「フン、立派な親父殿だな 確かに、どこから情報が漏れてるのかをペラペラ話すやつは信用されんわな で、口の堅い商人さんが俺の武器を見てどうするんだ?」
チェシャ「まずはおじさんのその武器っていうのがどれなのか教えてよ~」
この様子だと、教えなくとも自分で見つけ出そうとするに違いない
自分の仕事場を勝手にうろちょろされてはたまらないと思い、エオルンドは正直に告げた
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エオルンド「武器ならそこだ といっても、まだ未完成だがな」
チェシャ「えっ、これなの?」
今度はチェシャが驚かされる番であった
新兵器と聞いて、大事に情報や試作品は隠しているのかと思いきや、無造作に他の兜や斧に混ざって置かれている
どうやら、隠すとか隠れるとかいった発想がないようだ
この男もまた、典型的なノルド人らしい
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チェシャはその武器をまじまじと見つめる
見たところ金属製のからくり式の武器のようだ エイドリアンが弓の一種と言っていたので、おそらく矢か何かを発射する機械であろう
チェシャ「これ、なんて名前なの?」
エオルンドはもう邪険にあしらうことはせず、正直にチェシャの質問に答える
エオルンド「”クロスボウ”だ 機械仕掛けで従来の弓より矢をより強く、より真っ直ぐに飛ばす兵器なんだ」
チェシャ「未完成っていうのは?」
エオルンド「数週間前、古代ノルド兵器の図面の一部を手に入れたのと、帝国軍がこれと似たようなものを生産しているっていう話を聞いてな その情報だけを頼りに作ったんだ ところが肝心のからくりの部分が今のところ再現できてなくてな」
チェシャ「ふーん、いつかは完成できるの?」
エオルンド「わからん、徒労に終わるかもしれん だが、やる価値はある 実用化されればこいつは戦争を変えるかもしれないな 今まで弓兵では不可能だった重装歩兵の装甲を貫いて敵を一撃で倒すなんてことができるようになるし、当然射程距離も伸びる それに…」
自分の兵器に興味を持つチェシャの存在が彼を自然と高揚させたのか、饒舌になるエオルンド
だが、彼の言葉を遮ってチェシャが口を開いた
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チェシャ「それに兵士さんを育てるのも楽そうだしね」
エオルンド「なにより、練度が少なくても扱えるからな 元々剣士だったやつに持たせてもそれなりに効果を発揮するだろうし、農民でも少し訓練すれば……って、んん?」
自慢げに語るエオルンドの口がその動きを止めた
戦とは縁のなさそうな目の前の少女に自分の言わんとしていたことを先に予想されていたことに対する驚きであった
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思わずチェシャの顔を覗くエオルンド
その顔にうっすらと笑みを浮かべ、瞳は何処か遠くを見つめていた
チェシャ「(これならチェシャでも扱えるかも……)」
チェシャは決心した
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チェシャ「おじいちゃん、チェシャが”くろすぼー”の完成手伝ってあげる」
エオルンド「あ?悪いがこいつは俺一人で完成させる 鍛冶屋の助手は必要ない」
チェシャ「違うよ~ チェシャは鍛冶なんてやったことないってば」
チェシャはカバンから袋を取り出し、その中身の一部を台にぶちまけた
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エオルンド「こ、これは……」
チェシャ「これおじいちゃんが好きに使っていいよ チェシャが”すぽんさー”になってあげる」
それは陽の光を反射し、光り輝く宝石であった
ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビー…その一つ一つが傷のない上質な品であった
エオルンド「フ、フン、大きなお世話だ 見ず知らずの小娘に恵んでもらう筋合いはないね」
エオルンドは彼の鍛冶屋としての誇りが邪魔をするのかチェシャの投資を素直に受けようとしない
しかし、これだけの宝石を前にすれば動揺は隠せない 
チェシャは知っていた ”コレ”の前では皆演技をやめてくれる これも父からの教えであった
しかし、それでも抵抗するエオルンドに対し、チェシャは追い打ちをかける
チェシャ「ううん、おじいちゃんは絶対チェシャの援助を受けるよ」
エオルンド「な、なんでそんなことがわかる?」
チェシャ「チェシャ知ってるよ ”どーほーだん”のみんなもドラゴンズリーチの首長さんたちも 皆この武器の良さがわかってないんでしょ?」
エオルンド「そ、そうなんだよ!あいつら、俺のクロスボウに対して何の関心も示さないんだ こいつは下手したら戦争の在り方を変えるかも知れないのに!………ハッ!?」
チェシャ「だから皆お金出してくれないんでしょ? おじいちゃんはいま金欠だってこと知ってるよ……だから援助しようって言ってるんだよ」
薄ら笑みを浮かべながらチェシャはエオルンドに顔を近づける
チェシャ「……どうするの?」
エオルンドにとっては渡りに船であった しかし、世間ではうまい話ほど裏があるとよく言われる 彼はそれを恐れていた
しかし、他に援助してくれる人間がいないのもまた事実…自身の気難しい性格が生んだ結果と言えた
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エオルンド「……何が欲しいんだ?」
ついに、巨匠エオルンド・グレイメーンはわずか17歳の女商人に屈した
チェシャは笑い顔のまま話を続ける
チェシャ「チェシャね、軽くて丈夫でお洒落な鎧が欲しいなぁって今思ってたんだ♪ 誰か作ってくれないかな~?」
エオルンド「…他には?」
チェシャ「完成品第一号とその設計図は是非チェシャにくれると嬉しいな♪」
エオルンド「せ、設計図!? バカ野郎!そんなことできるわけ……」
エオルンドが怒鳴りつける 当然だ 折角の技術を完成と同時に手放せと言われたのだ 普通そんなことはできない
するとチェシャは残念そうな顔をしてぶちまけた宝石のうち1つを袋にしまい直した そして2つ目にも手をかける
エオルンド「うっ…」
チェシャ「……決断が遅い人はそれだけで損するんだってさ これはママの教えだよ」
このまま迷っていては投資金は減っていく一方だ
冷静さを欠いたエオルンドは決断せざるをえなかった いや、元々道はひとつだったのかもしれない
エオルンド「わかった…俺の負けだ……」

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その言葉を聞いた瞬間、チェシャは跳ねるように喜びを露わにした
「ありがとーおじいちゃん じゃあ、明日の朝までに鎧よろしくね あと、兵器開発頑張ってね~」
手早く採寸を終わらせた後、彼女はそう言い残し、階段を下りていった
その後ろ姿は先程まで自分を追い詰めていた人間の背中には到底思えなかった
エオルンド「(何者なんだ……)」
宝石を回収し、作業に戻る彼の手は小刻みに震えていた
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度葉琴「あっ、チェシャさん、随分長く話し込んでたけど……大丈夫でしたか?」
テスラ「エイドリアンさん落ち込んでたよ… ダメだよチェシャちゃん、何も考えずに言いたいことだけ言っちゃ…」
チェシャ「はーい、ごめんなさーい」
テスラ「で、鎧の方は?」
チェシャ「お願いしておいたよ~ タダで作ってくれるってさ」
度葉琴「ええっ!? タダ?……すごく機嫌のいい日だったのかなぁ…」
上機嫌で宿へともどるチェシャとそれを不思議そうな顔で追いかける2人であった





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翌朝、3人は門の前に集まっていた
チェシャ「わー、どはきんちゃん 素敵な鎧だねー!」
度葉琴「ありがとう…でも、チェシャさんの鎧は?」
もうすぐ、出発の予定時刻だが、チェシャは未だ私服のままだ
テスラ「チェシャちゃん、もしかして本当は鎧の注文断られたんじゃないの? 怒らないから正直にいいなよ…」
チェシャ「違うもん!チェシャちゃんとお願いしたもん!サイズも測ってもらったもん!」プンプン
そう3人が会話しているとき、後ろから男が声をかけてきた
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エオルンド「おい、注文の品だ」
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チェシャ「おじいちゃ~ん、遅いよ~ おかげでチェシャ嘘つきみたいに思われちゃったよ~」
エオルンド「あのなぁ…一から鎧の作るのは本来それなりに時間がかかるもんだ それを一日でやれなんて無茶いいやがって…」
チェシャ「えへへ…おじいちゃん スカイリムで1番の鍛冶屋さんだから出来るかなと思って」
エオルンド「まぁな、だが、今回は難しい注文だったからな それに応えてやれる作品を作るのに少し手間取った…一番難しかったのは……」
そう言いながらチェシャに鎧を渡す
チェシャ「何?」
エオルンド「デザインだ 早速来てみろ」
チェシャは言われるがまま早速着用する
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チェシャ「おお~すごいすごい オシャレ~」
テスラ「よかったね、すごく似合ってるよチェシャちゃん」
エオルンド「これで満足だろう? じゃ、俺は仕事に戻るぞ」
エオルンドはそれだけいうと去っていった
チェシャ「バイバーイ ありがとー エオルンドさーん」
その背中に手を振るチェシャ エオルンドも軽く手を挙げて返事をした
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エイドリアン「(まさか本当にエオルンドに作らせてたなんてね……あの頑固者を一体どうやって説き伏せたのかしらね)」
まさか、自分が漏らした情報でエオルンドがチェシャにいいように使われることになってしまったとは考えもしないエイドリアンであった
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チェシャ「よーし、準備もできたし出発だ~」
テスラ「夜までには帰れるといいね」
度葉琴「油断せずに行きましょう」


こうして新たな装備を手に入れたチェシャはブリークフォール墓地へと向かうのであった
次回に続く







今回は詰め込みすぎちゃいました ごめんなさい(^O^)

 2014_12_19



第三話目更新です~
今回からリンクさせていただいている他のブログの作者様が制作なされたフォロワーさん達が多数登場する予定です
皆様、素敵なフォロワーをどうもありがとうございましたm(_ _)m



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馬車の運転手から聞いたドラゴンの情報を使って、ホワイトランの首長に恩を売ろうと企んだチェシャ
運転手の男を無事監獄へと送り込むことにも成功し、いよいよ首長の待つ宮殿へ向かうことになった
女衛兵「そ、それじゃ、ドラゴンズリーチまで案内するね」(本当にあの人牢屋に入れちゃってよかったのかなぁ…)
チェシャ「うん、あっ、そういえばチェシャ まだ衛兵さんのお名前聞いてない」
女衛兵「私の? そういえば自己紹介してなかったね」
そう言って衛兵は兜を脱いだ 元々兜は着慣れていないのだろうか、素顔を晒すまでやたらと時間がかかった

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テスラ「テスラって言うんだ よろしくね」
銀髪の髪に赤い瞳の凛々しい女性
歳はチェシャよりも少し上か 
チェシャはその顔をまじまじと見つめた後、恐る恐る尋ねる
チェシャ「……吸血鬼さん?」
テスラ「ちっ、違うよ!! なんで吸血鬼!?」
チェシャ「吸血鬼は目が赤いって本に書いてあったよ~」
テスラ「それはそうかもしれないけど私は違うよ… いい?チェシャちゃん、人の事軽々しく吸血鬼なんて呼んじゃダメだよ?他に人に会ったら気をつけてね」
チェシャ「はーい さぁさぁ、そんなことより早く街案内してよ~」
そう言いながらチェシャは市場の方向へと駆け出した
テスラ「(話聞いてるのかなぁ……)」

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テスラ「ここがホワイトランの市場だよ ここと、そこにあるベレソアさんの雑貨屋によれば大体なんでも揃うよ」
チェシャ「おぉ~」
テスラ「あと、夜はバナードメアっていう宿屋があるからそこで泊まるのがオススメかな」
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テスラ「で、ここがジョルバスクル 同胞団っていう…まぁ戦士さんたちが集まるところだよ」
チェシャ「ふーん」
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テスラ「で、ここがホワイトランの広場 あそこにあるのはタロス像」
ヘイムスカー「今日、奴らはタロスの信仰を奪った。しかし、明日はどうだ?その時は?エルフにあなたの家を奪わせるか?子供たちは?あなたの命は?」
チェシャ「あそこで誰か叫んでるよ?」
テスラ「ああ、あの人はヘイムスカーさん タロスの信仰者だね」
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ヘイムスカー「………そして帝国は何をしているか?何もしていない!いや、何もしていないよりも酷い!帝国の手下はサルモールの意思に従っている!自身の国民に反して!立ち上がれ!立ち上がれ、帝国の子らよ!立ち上がれストームクロークよ!人間でもあり神でもある、無敵のタロスの言葉を受け止めよぉぉぉっ!!!!」
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チェシャ「チェシャつまんない話嫌い 早く行こうよ」
ヘイムスカー「(´;ω;`)ソンナ~……」
テスラ「チェシャちゃんはタロス信仰してないの?」
チェシャ「チェシャが信じるのはゼニタール様だけだよ チェシャのパパもママもそう」
テスラ「へー」(スカイリム出身じゃないのかな?)
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テスラ「ここが首長のバルグルーフさんたちがいる場所 ドラゴンズリーチだよ」
チェシャ「なんか緊張してきちゃった…」
テスラ「バルグルーフさん優しい人だから、そんなにかしこまらなくても大丈夫だよ」
そう言ってテスラは扉を開けた チェシャも後ろに続く
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ドラゴンズリーチの中は薄暗く、中央には照明と暖房用の火が灯っていた
奥には玉座があり、首長と思わしき人物が腰掛けている その周りには部下たちが集まって何やら話し込んでいた
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テスラ「イリレスさん、ドラゴンを見たって人を連れてきたよ」
その中にテスラが割って入り、ダークエルフの女性に話しかける
イリレス「待っていたわ そこのお嬢さんがそうなのね」
チェシャ「うん、チェシャ、ドラゴンについて少し知ってるよ」(見たとは言っていない)
イリレス「早速聞かせて頂戴 バルグルーフ、情報提供者がやっと来たわ」
イリレスと呼ばれた褐色のエルフの女性は玉座に座る男に呼びかける
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バルグルーフ「おお、待っていたぞ」
ホワイトランの首長である大バルグルーフはそういってチェシャを出迎えた
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チェシャ「こ、こんばんは首長さん…チェシャは…じゃなかった! ワタシはチェシャって言います」ドキドキ
テスラ「チェシャちゃん、声裏返っちゃってるよ!」
後ろからテスラが小声でささやく
バルグルーフ「そう緊張しなくていい、俺が首長のバルグルーフだ わざわざドラゴンズリーチまで来てくれて感謝するよ なにせ、まだヘルゲンがドラゴンに襲われたってことだけしか知らなくてな で、ドラゴンはどうだった?実際見たんだろう?」
チェシャは口を開き、運転手の男から聞かされたことをそのまま話した
男の話ではリバーウッドからヘルゲンに向かう途中、突然大きな叫び声が聞こえたかと思うと、雲の中から黒い鱗を纏ったドラゴンが街を襲ったのを見たという
ドラゴンはヘルゲン上空を旋回し、炎を吐きながら村を破壊し尽くしたあと、飛び去ったらしい
その後どこへ飛び去ったのかはよくわからないが、ここホワイトランもいつ襲撃されてもおかしくない
それほどの飛行速度だったようだ
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バルグルーフ「うーむ、伝説では村々を意味なく焼き払ったりはしないはずだが……それにしても常に空を飛び回る怪物が相手とはな……弓兵を今まで以上に動員すべきかもな」
チェシャ「あ、あと…リバーウッドのアルヴォア?って人が兵隊さんを送って欲しいって…」
これも運転手の男から聞いていたことだった どうやらヘルゲンに向かう途中にあるリバーウッドという村の住人から頼みごとを受けていたようだ
男が牢屋行きになってしまったため、これを首長へ伝えられるのはチェシャしかいない
仕方がないのでついでに相談することにした
幸いにもこのバルグルーフとかいう男は話がわかるらしい
「俺の要塞とその周りの村々が焼き滅ぼされようとしている時に黙って突っ立っているつもりはない」とすぐに衛兵を派遣するよう部下たちに命令を出した
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バルグルーフ「チェシャと言ったな? ありがとう、君のおかげで今後の対策の方針が固まった リバーウッドの件についても任せてくれていい」
首長はチェシャに対して礼を言うと共に鎧を渡した
バルグルーフ「大したものではないが…これを受け取ってくれ」
チェシャ「こ、光栄です!ばるぐるーふ首長!」
緊張で震えた手で鎧を受け取る
これ自体に大した値打ちはない が、首長に名前を覚えてもらい、贈り物をもらえたということがチェシャにとっては何よりも嬉しい
運転手を監獄送りにした甲斐があったというものだ
ホワイトランで首長のお墨付きをもらい商売ができる日は近いかもしれないと思うと胸が高まる
バルグルーフ「(それにしてもへんてこな髪だなぁ……)」
鎧を持ったまま悦びに浸るチェシャの青髪をまじまじとみつめるバルグルーフであった
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バルグルーフ「おお、忘れるところだった テスラ、ファレンガーがまた君に頼みがあるそうだ」
テスラ「えー、また? これで何度目ですか」
バルグルーフ「そう言うな、伝説のドラゴンが本当に現れた以上、奴の研究がドラゴンを倒す手がかりになるかもしれん」
テスラ「それはそうですけど… 今まで気味の悪い墓地をあちこち捜索させて結局今まで何も見つからなかったじゃないですか~」
バルグルーフ「まぁまぁそう言わずに…ドラゴンへの警戒とリバーウッドへの派遣で予備兵力まで総動員してるんだ 自由に動かせる衛兵といえば、今のところ新人で配属先が決まってない君か度葉琴ちゃんしかいない そういうわけでまた引き受けてくれないか?」
と、テスラに頼み込む この首長、若い女の子には結構弱いのかもしれない
テスラ「仕方ないなあ」
バルグルーフ「よし、決まりだな さぁ、宮廷魔術士のファレンガーを探しに行こう!」
テスラ「なにそのグーグル翻訳したかのような日本語は」
バルグルーフ「失礼なっ!ゲーム中に出てくるセリフをそのまま言っただけだぞっ!」
と、冗談を交えつつ バルグルーフは腰を上げてテスラとともに宮廷の一室へと向かった
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スカイリムの街の首長のほとんどは宮廷に魔術師を1~2人雇用している
名前の通り、彼らは魔術の専門家であり、研究者である
研究費用を要塞の予算の中から出してもらう代わりに首長に魔術に関することで助言を与えるのが仕事だ
また、魔術の本を市民に販売したり、兵士に魔法のトレーニングを授けたりもする
どうやらホワイトランではファレンガーという男がドラゴンに関する研究を行っているようだ
バルグルーフ「ファレンガー、連れてきたぞ」
テスラ「ファレンガーさん、次は一体どこの墓地に向かわせる気?」
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ファレンガー「おお、ようやく来たか 聞いてくれ ついにドラゴンストーンのある場所がわかったんだ」
テスラ「そのセリフ聞くのもう5度目だよ で、次は何処?」
どうやらテスラは今までファレンガーから頼まれたお使いを何度も引き受けてきたようだ
しかし、思ったような成果は得られなかったらしい
ファレンガー「今回も引き受けてくれるんだな よし、今回はブリークフォール墓地に行ってくれ ドラゴンストーンはそこにあるはずだ」
ファレンガーは今までのことについて詫びる様子もなく、高揚した様子で説明を続ける
研究者というのは自分の研究のことについて没頭しているときはそれ以外のことはどうでもよくなるらしい
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テスラ「相変わらずのドラゴンオタクだよね ファレンガーさん」
ため息をつきながら諦めた様子でしぶしぶ承諾するテスラ
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バルグルーフ「これでドラゴンから街を守る方法が少しでもわかればいいんだが……」
そうバルグルーフがつぶやいた時だった
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チェシャ「チェシャも一緒に行く! 」
後ろから3人の会話を聞いていたチェシャが突然自分も墓地の探索に参加すると言いだしたのだ
テスラ「えぇ!? 危険だよチェシャちゃん」
チェシャ「行くったら行く~!!」
ファレンガー「首長、この娘は?」
バルグルーフ「ああ、先ほどドラゴンについて情報提供をしてくれた娘だ チェシャとやら、君はホワイトランに対して十分な働きをしてくれた 我々としてはありがたいが、これ以上君が街のために尽くす必要はないんだぞ?」
チェシャ「首長さん!ホワイトランにはしばらく滞在するし その間チェシャが何か役に立てるなら協力したいんです!」
ドラゴンの襲撃が事実であったと知ってから、ヘルゲンにいたはずのテュリウス将軍の安否やその後の行方の情報が新たに入ってくるまで、チェシャはホワイトランに滞在する気でいた
その間にドラゴンに関する情報を集めておけば、帝国軍と合流した際に良い手土産になるかもしれない
しかも、街の安全のための協力と銘打っておけば、首長バルグルーフから感謝されることは間違いない
ホワイトランで今後商業活動をする際、必ず役に立つはずだ
第一、スカイリム最大の商業都市をドラゴンなんぞに焼かれてはたまらない 豊かな市場を守るためなら墓荒らしだろうとなんだろうとタダでも喜んでやってやる
チェシャはこう考え、自ら名乗りを上げたのだ
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バルグルーフ「ううむ、わかった ただ、あまり無茶はするなよ」
ファレンガー「首長がよろしいというのであれば私も止めはしないよ
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ファレンガー「ブリークフォール墓地はここから南に行った場所にあるリバーウッドの近くだ 村人に聞けば、正確な道を教えてくれるだろうよ」
チェシャ「ありがとうファレンガーおじちゃん」
ファレンガー「(お、おじちゃん…?)」
テスラ「そういえば、ファレンガーさん 今回は度葉琴ちゃんは?」
ファレンガー「ああ、彼女にはもう伝えてあるよ だから今回はその娘さんを含めて3人で行ってもらう バナードメアの前で待ってるから 今から二人で会いにいくといい」

チェシャ「(度葉琴って誰だろう……変わった名前だな~)」





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~バナードメア前の市場~


度葉琴「テスラさん…遅いなぁ


こうして、新米商人チェシャは衛兵のテスラ、度葉琴と共にブリークフォール墓地を目指すのであった
次回に続く



はい、今回はRoundRovin様のブログであります”でたらめスカイリム”からテスラさんに出演いただきました
細身ながら、重装備に身を包み、盾と剣で戦う戦士さんです
チェシャと違い、かっこよくてたくましいですねえ
そしてみかんジュース様のブログ”スカイリムで生きていこう”から度葉琴さんに最後出演していただきました
こちらは東洋系の美人さんでありますが、テスラさんと同じく、剣と盾の扱いに秀でた戦士さんです
おとなしそうな外見とのギャップがまた魅力だと私は思います
お二方のブログとは相互リンクしておりますので よろしければそちらもどうぞ(´∀`)

みかんジュース様、RoundRovin様 ありがとうございました
 2014_12_15


第2話投稿です(^O^)
その前に言い忘れていたことが1つ
この物語は帝国側内戦クエストとそれの進行のための一部メインクエストを中心にのんびりと進めていきます
時々、他のクエストを間に挟むかもしれませんが、それは物語上の進行の都合ということで…お許し下さい(迫真の言い訳


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スカイリム最大の都市であるここホワイトランは今までにない緊張状態にあった
ヘルゲンでのドラゴンの襲撃の情報が伝わるや否や、この街の首長バルグルーフは城門を封鎖して警備を強化するよう命令を下したのだ
これにより、普段は要塞内に勤務するの兵士の多くが外へと配置されることになった
この城門を見張る女性兵士もその中の一人だ
女衛兵1「あのさ、城門を封鎖することに何か意味があるのかな ドラゴンって空から襲って来るんでしょ?」
女衛兵2「……首長にも何か考えがあるんでしょ …ボクらはそれに従っていればいい」
女衛兵1「うーん、それにしてもドラゴンかぁ…本当に襲ってきたらどうやって戦えばいいのかな…」

ドラゴンという未知の怪物がどれほどのものなのか そもそも戦って倒せる相手なのか
「何も知らない」ということが恐怖を生み、二人はお互いに何度も会話をすることで緊張をほぐそうとする
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そんな時、二人の男女がこちらへ駆け寄って来る
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チェシャ「助けて~!!」
男「おいこら、待てったら」
甲高い悲鳴とともに石の道を走るチェシャ
そしてそれをうんざりした顔で追いかける男
男の必死の説得でチェシャはようやく男が自分を騙して売り飛ばそうとした悪漢ではないということを理解し
とりあえずホワイトランへ避難するという提案にも承諾したのだった
しかし、ドラゴンがいつ襲って来るかわからないこの状況で何時間も立ち往生していたのだ それにもうすぐ日も沈む
チェシャ「(でも、街の中って本当に安全なのかな…? ドラゴンって確か空も飛ぶんだよね…)」
ふとそんなことも考えたが、野宿の方が危険なのは間違いない
急いで要塞の中へ逃げ込むべく二人は門へと駆け出した
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チェシャ「ハァ…ハァ……衛兵さん、助けて! 早く中に入れてよ!!」
馬屋から街の入口までは結構な距離があり、チェシャは息を切らしながら衛兵のもとへと駆け寄る
女衛兵1「大丈夫!?すごい息が切れてるけど」
女衛兵2「急いでるところ悪いけど、今は城門を封鎖中なの」

チェシャ「封鎖!? どうして!?」
女衛兵1「近くの村でドラゴンが出たんだ それでね、首長さんが要塞から人が出入りしないようにって命令したんだ」
チェシャ「ドラゴン………」
チェシャはくるりと振り返って男の方を見た
チェシャ「(おじちゃんの言ってたこと本当だったんだ…半分くらい信じてなかったけど…あれ?でも封鎖ってことは……)」
男は『どうだ、俺の言っていたことは正しかっただろう?』と言わんばかりのドヤ顔を見せていた
チェシャは思考を巡らせる もはや男の顔など視界には入っていない
このままでは街の中には入れない そもそもなぜ出入り口を封じたのか
相手がドラゴンならば人間用の城門を封鎖しても要塞内の侵入を防ぐことはできない
外の住民が一斉に避難することによって街中がパニックになることを恐れているのだろうか
いや、それ以外にも理由があるはずだ
女衛兵2「…そういうわけで何の用でここにきたか言って貰わないと中には入れてあげられない ドラゴンの目撃情報なら首長のいるところまで案内するよ」
なるほど、ここで有力な情報提供者を速やかに首長の下まで案内するのがこの2人の任務というわけだ
外からやってきた人間はホワイトランの街に慣れていない可能性が高い 事実、チェシャはここに入ったことすらない
折角、何か重要な情報を持っているかもしれない人間を要塞内で遊ばせている時間も勿体無いということか…
チェシャ「ドラゴンならおじちゃんが……」
再び衛兵の方を向いてそう言いかけた時、チェシャの中にある考えが浮かんだ
そう、今この場で必要とされているのは未知の脅威であるドラゴンの情報
街の防衛の策を考えるためにわずかな情報でも欲しいはずなのだ
つまり、今この状況でドラゴンについてなにか知っている人間は、この街の首長と面会できる権利があるのだ
これはチャンスだ
チェシャの体に流れる商人の血が騒ぎ出す
この土地にやってきたばかりのただの旅人である自分が、スカイリムでも最大の都市であるホワイトランの首長と直々に面会できる機会がこの先何度あるだろうか
仮にあったとしてもそれはただの訪問であり、街を救うかも知れない情報を持っての面会とはわけが違う
ちらりと男の方を見る 男はまだドヤ顔を浮かべている 
『今なら恩を売れるかも………』 チェシャは決意した
そして静かに口を開き、言い直す 
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チェシャ「ドラゴンのことなら、このおじちゃんを捕まえてくれたらチェシャが教えてあげるよ」
女衛兵1「えっ?捕まえるってどういうこと?」
チェシャ「このおじちゃんはね! チェシャを誘拐して売り飛ばそうとしてたんだよ!!」
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3人「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工」
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女衛兵1「そ、それは本当なの?」
チェシャ「本当だよっ だから衛兵さん、このおじちゃんを捕まえてよ!」
男「ちょ、ちょっと待ってくれ! いや、実はこの子さっきからずっと勘違いしててさ… おいこら嬢ちゃん、まだわかんないのかお前さんはっ」
突然被せられた冤罪に男は弁解しようとするが、チェシャはさらにまくし立てる
チェシャ「このおじちゃんは嘘ばっかりついてるの! 騙されちゃダメだよ!」
女衛兵1「ええと…これは…どっちを信じれば」
当然嘘をついているのはチェシャの方であった が、どちらの言い分を信じればいいのか衛兵は判断できない
チェシャ「お願い衛兵さん、チェシャを騙した悪いおじちゃんを牢屋に入れてよ! ”ドラゴンでも壊せないくらい頑丈なところに!!” 早く!!」
女衛兵2「…。」
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女衛兵2「わかった、おじさんは連れて行くよ」
チェシャ「本当?ありがとう衛兵さん しっかり見張っててね」
女衛兵2「うん、頑丈な牢屋に連れて行くよ だから安心して」
男「違う!待ってくれっ!! 俺は犯罪者じゃないぃっ!!」
ゲーム開始直後に早々に退場したロキールを思い出させるような情けない悲鳴を上げながら衛兵に連行されていく男
当然抵抗もしていたが、衛兵が小声でなにか呟くと男は大人しくダンジョンへと歩き出した
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チェシャ「バイバーイ、おじさん 牢屋でも元気でね~」
そう手を振りながら見送る
女衛兵1「元気でね~って…… たった今、元気じゃなくなっちゃったんだけど……」
早速、あの男を連行したことを後悔し始める衛兵であった
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チェシャ「じゃあ、早速チェシャを首長のところに連れて行ってよ~ あ、その前に街の案内してもらおうかな」
女衛兵1「ええ!? 私が? でも、門の見張りが……・」
チェシャ「そんなの誰かと代わってもらえばいいじゃん さぁ早く~」
女衛兵1「(もうなんなのこの子……)」

こうしておじちゃんという尊い犠牲を払いながらチェシャは首長のもとへと向かうのであった…



今回はここまでです 

第2話になったのにホワイトランにまだ入れてねえ!!と思った読者様  
すいませんでしたm(_ _)m 思ったより衛兵との掛け合いとおじちゃんの生贄の儀式でSSを使ってしまいました(汗
因みにこの衛兵さんですが、次回その正体を明かそうかと思います(多分気づかれてるけど!

この主人公ってこんなキャラだったの!?と思った読者様
そうなんです(´・ω・`) ただののんびり屋じゃスカイリムは生き抜けないのです(言い訳
立ちはだかる障害を力で蹴散らし、押し進むプレイもカッコイイですが
折角商人なのでこういうロールプレイもどうかなぁと思います
文章力が試される物語になりそうですが拙いなりに頑張って書き続けていきますので温かい目で見守ってくれたら幸いです
まぁなんにせよ、ゲーム本編のシナリオとは全く関係ないんですがね ここのくだり
次回からはちゃんとメインクエストを進めていきますよ~


 2014_12_14


記事を書くのは3つ目
ようやく慣れてきました(`・∀・´)
第2話の投稿の前に本ブログの登場人物の紹介をさせて頂きます
正直言ってめっちゃ長いです
仕方が無かったんや…妄想が爆発しすぎたんや……RP中毒者の読者様ならきっとわかってくれるはずっ!(*´>д<)

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名前:チェシャ・マリティーナ
シロディール出身のもうすぐ18歳の誕生日を迎える少女
父親は東帝都社重役を勤めるインペリアル 母親はスカイリムの小さな漁村出身のノルド人
母に似て肌は白く、瞳も青い 髪の色は元々父親似の茶色だったが、スカイリムに旅立つと決めた際に青色に染めた
本人曰く「ファッションと他人に覚えてもらいやすくするため」らしい
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スカイリムを訪れた理由は父からの命令であった
チェシャの父親は、内戦鎮圧のため派遣された帝国軍司令官テュリウス将軍と古い友人であり、彼から「内戦の指導者であった上級王ウルフリック=ストームクロークをついに捕まえた。これでスカイリムに平和が戻るだろう」という知らせを受けて、戦後の市場独占のため、いち早く自分の息のかかった商人たちをスカイリムへと送ることを決意した
ついでに娘のチェシャを社会見学と今後色々と力を借りることになるであろうテュリウス将軍に会わせるため彼女もまたスカイリムへと旅立つことになった
まさか伝説上の怪獣であるドラゴンが突然現れ、おまけにそのどさくさに紛れてウルフリックが逃げ延びてしまったため、争いが終結どころか更に泥沼にはまってしまうことになるとは彼も予想していなかっただろう
そんなわけで内戦真っ最中の地に放り出されることになったチェシャであった…
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一人称は”チェシャ”であり、子供っぽいゆったりとした口調で話す
のんびりとしたマイペースな性格で猫のようにきまぐれに行動する
好きなものはスイートロール、ハニードーナッツ、ハチミツ
嫌いなものはニンジン、アッシュホッパー(主に見た目)
とにかく甘いものを好むため、スカイリムに来て初めて飲んだハチミツ酒の味に感動し、将来はどこかの養蜂園でも買収して自分のハチミツ酒を売り出したいと考えている
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趣味は主に昼寝と買い物
シロディールでは天気がいい日は外に出かけて市場をブラブラしたあと夕方までぐっすり寝るという生活を過ごしていた
やや世間知らずで、感性も人とズレているが一応、幼少のころから学校には通っており、文字の読み書き、計算はできる
その他、帳簿の見方や商品の品定めの仕方など、商人に必要なことも父親から教わっており
父親は社会見学のつもりで送り出したが、本人はスカイリムで新しいビジネスを立ち上げ、多額の利益を持ち帰る気でいる
因みに、戦闘については全くの素人で
インペリアルの適性で回復魔法が使えるのと、旅の途中で弓を少し練習した程度である 剣に至っては手に握ったことすらない
とはいえ、そんな状態では命がいくつあっても足りないので、ひとまずホワイトランで戦闘を指導してくれる教官や、旅のお供となる傭兵を雇うつもりでいる
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……こんなところでしょうか(´-ω-`)
この記事は物語が進むにつれてどんどん更新していこうと思いますので
皆様どうか今後もチェシャの冒険を温かく見守ってくれるとありがたいです(私も頑張って更新していきます(>_<)
 2014_12_12


正直、話のネタとか深く考えちゃいないのでいきあたりばったりですが
継続して更新していけるよう頑張っていきたいです
導入部分なのでかなりSSが多くなってしまいました(汗
次回からは量を減らせるといいなぁ
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タムリエルの北端の大地スカイリム 厳しい寒さと勇敢な戦士ノルド人が多く住む土地で有名である
そのスカイリムのちょうど中心に位置するここホワイトランは、交易の中心地として栄える商業都市であり、軍事的にも重要な拠点である
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そのホワイトランに一台の馬車が近づいていた
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乗っているのはなぜか慌てた様子の中年の男が一人
そして荷台にまだ二十歳にも満たないであろう娘が一人
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チェシャ「……zzz」
こちらは馬車の揺れが心地よかったのか気持ちよさそうに寝ている
真っ白な肌と青い瞳、そしてその目の色と同じ真っ青に染めた長い髪が特徴的であった
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すると車輪が石にでも乗り上げたのかガタンという音とともに車体を大きく揺らした
チェシャ「…むにゃ?」
その衝撃で娘も目が覚めてしまったようだ
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男「よぉ嬢ちゃん、やっと目が覚めたか」
チェシャ「おじちゃん…ヘルゲンはまだ着かないの~?
眠い目をこすりながら男に話しかける娘
彼女は帝国軍司令官であるテュリウス将軍という人物に会うためシロディールから船と馬車を乗り継いで旅をしていたのだ
スカイリムでは長い間内戦が続いており、その反乱軍の指導者である上級王ウルフリック=ストームクロークが帝国軍に捕まり、今日彼の処刑が行われる
彼が死ねば反乱軍は散り散りになり、やがて内戦も集結するだろう
そしてその処刑はヘルゲンという村で密かに行われるらしい
ところがもう日が傾き始めているというのに馬車は未だ石の道を走り続けている
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男「あ~、それなんだがな…えぇと…」
言いにくそうに男が口を開く
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男「ヘルゲンには行けそうにないんだ 今、ホワイトランまで引き返しているところだ」
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チェシャ「……は?」
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チェシャ「なんで!? チェシャはテュリウス将軍って人に会わないと行けないんだよ!!なんで引き返すの!?」
立ち上がってそう叫ぶ
船と馬車に揺られて数十日、ようやく目的地に到着というところで突然「行けそうにない」と言われて黙っているわけにはいかない
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チェシャ「こら~!こっちはお金払ってんだぞ~!! どうせ山賊が道でも塞いでるんでしょ?なんとかなるってそんなの それにおじちゃん言ってたじゃん『勇敢な真のノルドは決して退かないんだぞ』って…」
男「うーん、確かに俺くらいの勇敢なノルドなら山賊くらいはぶちのめして進めたんだが……」
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男「ドラゴンだ…俺も伝説でしか知らないが確かに見た……ヘルゲンのあちこちから煙が登っているのもな…」
そういう男の顔は恐怖でひきつってしまっている とても自称勇敢な真のノルドの顔つきではない
男「なぁ、チェシャちゃんよ お前さんも命は惜しいだろう?頼むから自分で歩いて行くから馬車から下ろせなんて言わないでくれよ?」
チェシャ「………」
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チェシャと呼ばれた娘はそのまま腰を下ろして黙り込んだ
男「(わかってくれたか…さて、早いところ要塞の中に逃げ込まないとな)」
チェシャ「わかったよおじちゃん………」
溜息と共にチェシャは口を開く
チェシャ「おじさん、チェシャを騙してどこかに売り飛ばす気だったんだね…ドラゴンなんてそんな嘘誰も信じないって…」
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男「ちょ…違うって!本当に見たんだって!!」
チェシャ「そんなのに騙されたりしないよ チェシャはこうみえても学校にも通ってたんだから ドラゴンはただのおとぎ話だって知ってるもん」
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男「(めんどくせぇ………)」
男「あーもうそれでいい、わかったら大人しく荷台に座ってろ 間違っても歩いてヘルゲンまで行こうなんて考えるなよ 多分今頃向こうは………」
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「地獄だ………」



いかがでしたでしょうか?
なにせ、ブログも物語を書くのも初めてですのでわからないことばかりですが、スカイリムの雰囲気が少しでも伝わればいいかなと思います
次の記事は今回から登場する主人公のキャラ紹介をしたいなぁ
色々と設定は無駄に考えてありますが早くそれを披露したい(笑)
あ、それからろーるぷれい日記ですので原作のゲームのシナリオやクエストには改変が多く含まれることになると思います
ご注意くださいm(_ _)m

 2014_12_11



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プロフィール

ベルルスコーニ

Author:ベルルスコーニ
PCゲームスカイリムにすっかり魅せられてしまい
ブログの作成までやってしまった新人ドヴァキンです
当ブログはリンクフリーであり、相互リンクは積極的に行っていきたいです
よろしくお願いしますm(_ _)m

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